内容説明
草薙護堂は神殺しとなった。草薙護堂(くさなぎ ごどう)は友であった軍神・ウルスラグナと相打ちとなり、神殺しの魔王・カンピオーネへと生まれ変わった。かの神を殺す際、護堂に利用された神王・メルカルトは新たな王を次なる敵と定める。さらにはイタリアの剣の王・ドニも護堂との戦いを求めるが、それは彼の配下の魔術結社に所属するエリカの、護堂との別れを意味していた…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
22
草薙護堂がウルスラグナを打倒しカンピオーネになり初めて権能を使い,カンピオーネとして神王メルカルト,イタリアのカンピオーネのサルバトーレ・ドニとの闘争を描く護堂とエリカの戦いのはじまりの話。護堂が権能の使い方がまだ稚拙、エリカがまだ乙女チックだった頃の話で懐かしく読めた。今でこそ解放的なエリカだけど、初恋の乙女見たいなときもあったんだねwイタリアの血の情熱さもあったけどw敵がメルカルト,ドニと二人なので教授シーンも二回。一回目は初めての教授ということで初々しいというかエリカが乙女w→2013/06/16
シルビー
12
3巻の続きですね。メルカトルとドニの戦いが読めるお得な巻。ドニとのエピソードは気になっていたので嬉しかったですね。また同時にエリカの恋を描いたお話でもありました。彼女が護堂にデレるまでの貴重なツンと、最後にはいつものデレが見れる一粒で二度美味しい巻。満足です。2018/04/23
METHIE
10
ヒロインが多くなったので、ここで本妻であるエリカとの過去話を掘り下げるのは正解、もうこの段階で殆ど相思相愛じゃないか。しかしまぁゴドー後半の行動が滅茶苦茶w2014/02/11
ynor
10
エリカに振り回されるリリアナと、紳士なオジさんすらボヤくプリンセスの自由っぷりに悶えた。画風が変わったけどこれもイイ!2012/03/20
オルガ
8
過去篇その二。カンピオーネに生まれ変わった護堂がメルカルトやドニと戦う話。エリカ嬢のツンツン具合と覚悟完了してからの変貌ぶりが見もの。護堂もよく理性を失わなかったもんだ。お気に入りはエリカと叔父の会話シーン。会話していくうちに自分の恋心を自覚していくところがいい。2013/12/24