内容説明
草薙護堂は、神殺しである。神祖として復活したパラス・アテナの挑戦を受けた護堂。最凶の竜蛇神と化したパラス・アテナとの戦いの最中、ついに全ての神殺しを滅ぼす『最後の王』の封印が解かれてしまう! 圧倒的な力の前に退却を余儀なくされた護堂は切り札となる『最後の王』の真の名を探り始めるが……!? 英雄と神殺しが織りなす超神話、最終章開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
34
ようやく『最後の王』が判明したわけだが、いかんせんここまでくるのに長かった。ここまでの巻数を要してきたこともだけど、今巻の中でも長かった。『最後の王』自体は冒頭から登場してるのに、真名は中盤以降なんだもん。若干ストレスを感じながらの読書はツラい。まぁ世界の神様や神話に詳しいわけではないので名前当てクイズは当然外れだったけど(苦笑) 今回も『最後の王』を退けたけど、再戦の為に魔王の数を減らすという発想がカンピオーネ達の救いようのない性なんですね。今後はカンピオーネ達のバトルロイヤルが始まるのかな?2014/09/29
shin
22
最後の王が降臨し神殺しの護堂は仲間達と、同じ神殺しの羅濠教主と共闘する17巻。強すぎない?と思える位に規格外な相手ながら、開き直った姿勢も相まってスケールの大きい戦いが楽しめた。睦み合う仲間とのやり取りを食ってしまう程に、大きくても小さくても神殺しな姐さんの活躍は印象的。神側も護堂への借りと王への忠義の両方に応えたり、神々の矜持で局面が変わる戦いにワクワクしながら読めた。本当の最終決戦前に魔王同士で戦争になりそうな雰囲気だけど、運命に逆らうとの護堂の啖呵には可能性も感じられ、続きが楽しみになるお話でした。2014/11/02
水無月冬弥
21
丈月城先生の #ラノベ 最後の王登場。たしかに名前は聞いたことある神でした、というか個人的には英雄のイメージしかないなあ。それにしても苛烈なバトルでした、もうこれで最終巻でもいいくらいなバトルなのに続きがあるとは。しかし、努力友情とはかけ離れていますな、勝利はもぎ取るのに2014/11/13
METHIE
19
姐さんロリ体型になってもTUEEEE!最後の王がラーマと判明し、かろうじて撤退させるがカンピオーネの力が彼を強くしているのでカンピオーネ同士の戦いが始まりそう。 新シリーズも期待やな!それにしてもシコルスキー先生の絵柄が全く安定しないw2014/09/26
たく@ぼっち党員
13
表紙は気合が入ったイラストで満足できるんだが、挿絵はお察し。 さて、最後の戦いが幕開けたと思いきや、とりあえず主人公の勝利という形で保留かな?アテナが記憶を取り戻したあたりや、ランスロットの救援は長い間読んでる人間としては嬉しかったが…盛り上がりは中途半端だったかな。一気に完結させるかと思いきや、次は短編集らしい。新作も出るようだし、別文庫の作品もあるわけで、いつ完結するのやら…。2014/10/13