内容説明
草薙護堂(くさなぎ ごどう)の前に、再び現れたまつろわぬ女神アテナ。何でもひとつ言うことをきくという、護堂が以前助けられた際にした約束を盾に再戦を望むアテナは、争いを望まない護堂の拒否を認めず、祐理やリリアナを石化し、人質にするという強行的な手段で、護堂との戦いを開始する。アテナが勝負を急ぐのには差し迫られた理由があり…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
14
どう見ても恵那とHしています、ありがとうございました。 しかしまぁ今回のメインヒロインはアテナだったな、それにしてもセリフの一つ一つが小倉唯が絶対に言わない感じだよな。 あと塩を送るとか男子三日会わざれば刮目して見よとか明らかに古代ギリシャの女神が言うセリフじゃないだろ。2014/01/30
ynor
12
TO LOVEるに並走するがごとき「一線越えなきゃなにやってもいいよね」加減が集英社の核実験場と化しつつある第9巻。シコルスキー先生の迷走ぶりがいつかプラスになる日を信じて。振り子禁止されたイチローみたくなってる気が。2011/07/18
のれん
11
アテネ。本物の神にしてある意味本作のトンデモ神話解釈の走りとなった始祖神でもある、今作屈指の重要キャラ。 さて、そんな女神とどう決着をつけるかと思ったが、これはあらゆる予想を超えてきたというべきか。 英雄に試練を与える蛇にして、魔王に挑戦する戦女神にして、少年に慈悲と叡智を授ける地母神。 独自解釈により付けられたアテネの神性全てを体現してみせた今巻はまさに作品の魅力を十二分に見せつける巻であった。 互いが互いのポリシーをねじ曲げず貫いた結果に後悔などないだろうに、それでも再会を願わずにはいられないのだ。2021/05/30
Yobata
11
最強の鋼である最後の王を復活させようとする神祖グィネヴィアによって聖杯を組み込まれ、残り僅かの命となってしまった女神アテネは、自ら宿敵と定めた護堂の下に行き戦いを挑む。それを不快に感じた護堂は聖杯の破壊に協力する。果たして神祖の野望を止めることが出来るのか?そしてアテネとの決着は?うぉ〜アテネさんが旅立ってしまったよ…悲しい…メインヒロインだったのに。必ず帰ってきて欲しいwしかしさすが集英社、強敵と書いて友と読むのにふさわしい存在だったねww北斗の拳かと思ったよwそして今回のキスは恵那、毎回激しすぎw2013/01/30
シルビー
10
恵那がヒロインの回かと思ったらアテナがヒロインの回でもありました。状況的には共闘せざるを得ないのは確かですが、まさか本当にまつろわぬ神と戦うとは……。神を攻略にかかっている護道はただものじゃないですね。アテナは今度出番があるのだろうか……。2018/04/15