内容説明
『最後の王』ラーマとの決戦を賭けて激突する魔王ＶＳ魔王。混戦の中、なんと羅濠（らごう）教主とヴォバン、最古参のカンピオーネふたりがまさかの同盟！ 迫り来る最凶タッグに、護堂はやむなく手を組んだドニと共にこれを迎え撃つ！ 一方、ラーマに寄り添う黒き影にしてその実弟、ラクシュマナも顕現。魔王内戦の裏で、怪しい動きを見せ始める。さらに激戦の最中、導かれるようにしてアストラル界にたどり着いた護堂。そこで、ラーマの圧倒的な力の源『盟約の大法』を無効化するための、ある驚愕の秘策を知る。そのための鍵を握るのは、やはりあのカンピオーネで……!? 地上も霊界も全てを巻き込んで加速する魔王内戦、ついに決着!!
目次
序章
第１章 内戦激化
第２章 帰ってきた男
第３章 追う者追われる者
第４章 そして妖精境へ
第５章 運命のその先に
第６章 ふたたび門が開く時
終章
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
38
最古参にして最強の魔王・羅翠蓮とヴォバンが同盟を組み、義姉の剛力と爆風、魔狼王の轟雷と邪竜の権能に苦戦する護堂とドニ。地上から幽世に戦場が移り、護堂はアテナからアイーシャ夫人の『妖精境の通廊』を使い、他の魔王達を一時的に異世界に追放する作戦を提案されて…。最強格の老魔王二人の実力が桁外れでしたが、護堂を含め若手魔王達も数々の神々から簒奪した権能を駆使して戦う姿が手に汗握る激闘を非常に盛り上げてくれる。護堂の臣下である最愛の少女達も全員揃い、お約束の教授の儀式もあって満足。やっぱりこの作品が大好きだと再確認2018/09/09
水無月冬弥
16
丈月城先生の #ラノベ ついに魔王同士の戦いも決着、全員を倒すわけではなく、パラレルワールドに追放！とはある意味、酷い仕打ちだけど、なんだか普通に戻ってこれそうだよね（笑）ドニーの倒し方だけわらった。しかし、こんな激闘の中、しれっと4人娘とキスする護堂さんはあいかわらずハンパねえっす。 2016/12/23
シルビー
14
内ゲバ後半戦。前巻から引き続きバトル・バトル・バトル。あととにかく戦況が変わりまくり。良くも悪くもカンピオーネたちの好き勝手放題さが表れています（笑）。決着の仕方はやはり、という感じ。同作者の新シリーズとかで登場しそうですね。2018/06/15
いーたん
11
魔王内戦後半。主人公だけに護堂が勝ち残るのは当然として、どのような経過をたどって決着付くのかが魔王内戦の見所だとは思っていました。侯爵以外のカンピオーネたちは異世界に飛ばされたのだが、侯爵も死んだとは思えない。「最後の王」との決着付いたのち、ひょっこり現れそう。2017/12/08
はる
6
魔王内戦後半戦 最古参二人が同盟を組んだ仕方がなく対抗するためにドニと共闘することになるがそこにさらに他のカンピオーネからの邪魔が混戦する戦い決着やいかに… 今回は終始バトルよんでて楽しかったいままでカンピオーネ同士の対決はあっても痛み分けやらなんやらで中途半端だったけど今回はちゃんと戦ってた 姉さんやヴォバンも戦いがすごかった強すぎるそれをすべてひっくり返すアイーシャ、ドニの流星剣とかかっこ良かった面白かったです最終決戦楽しみ2019/07/26
