内容説明
カンピオーネ7人によるバトルロイヤルは辛くも護堂の勝利で幕を閉じた。だが息つく間もなく、別時空から帰還したハヌマーン&ラクシュマナが立ちふさがり、エリカたちを追い詰めてしまう! 一方、アストラル界にて女神パンドラから神殺し生誕の秘密にまつわる真実を知った護堂は、ラーマとの決戦を前に、パンドラとある「取引」をするのだった。ついに決戦をむかえる護堂と最後の王ラーマ。熾烈を極める戦いの中、護堂は予想もできない行動に出るが……!? 神と神殺しをめぐる世界の真相がすべて明らかになる時、最後のカンピオーネ・護堂は「運命」のその先をつかめるのか……!? 超人気ファンタジー、ついに決着!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルビー
12
前巻読み終わった後勢いで読んでしまいました。前二巻がひたすら戦闘だったのに対し、今回は半分ぐらいで終了。神々ではなく運命との戦い……となったのが最大の原因ですね。ただ最後の決着のつけ方は好きでした。エピローグも長くてよかったです。片鱗が見えていたとはいえ、護堂は凄まじい漢に成長しましたね(笑)。長いシリーズでしたが面白かった!新シリーズも読もうか悩み中です。2018/06/15
いーたん
12
シリーズ完結巻。最後の戦い。ラスボスは「最後の王」だとばかり思い、シリーズラストまできたわけだけど、真なるラスボスは「運命神」。護堂は「最後の王」ことラーマとはまさかの友人となり、魔王殲滅の運命を引き継ぐことに。読んでる方としては、想像の斜め上を、というよりラーマとの激戦を期待しただけに拍子抜け感もありましたが、全体としては綺麗にまとまって物語の大枠としては納得いくものでありました。あとがきにあったように、追補編・番外編は欲しいと思います。異次元・並行世界のカンピオーネたちの短編集なんかもあれば嬉しいです2017/12/09
水無月冬弥
9
丈月 城先生(@JoeTakeduki)の #ラノベ 最終巻らしいこれまでの神(ライバル)が登場しての大団円でした。こうみると、カンピオーネっぽくていて、そうでないところもある護堂さんだからこそ、掴みとった勝利でしたね。そのせいか、ラスボスがとんだポンコツさんにみえたのがご愛嬌。最後はきちんとハーレムも運営しているし、○○○でもやりたい放題やっているみたいだし、ほんと護堂さんはパネエっす。2017/11/27
Mu@仔羊堂
7
最終巻。魔王内戦を勝ち残った護堂と最後の王との一騎打ちがクライマックスかと思っていたら、ああこう来るのか。なんとも護堂らしい決着のつけ方だなあ。そのあとの黒幕との戦いはある意味同窓会だった。そんなわけで戦い自体はそれほど盛り上がらなかったのでちょっと肩透かしの感もある。まあそれも最終巻なので許せてしまうわけだけど、そういう意味では最終章の護堂と少女たちの行くところまで行く場面もイラスト含めて最終巻ということで、うん、良きかな(笑)何はともあれ、この長いシリーズを最後まで読めてよかった。おつかれさまでした。2018/07/11
はる
5
最終巻 遂に唯一の魔王になった護堂そこに現れるわハヌマーン、ラクシュマナそれらを退け神殺しの神と相対するが… 今回はラストということもあって終始バトル展開まさかそういう決着になるとは成長した護堂は強かった。とても面白かったです。2019/08/10