内容説明
剣の王・ドニが魔術結社を招集して催した神獣狩りに護堂を招待する。イタリアで再会した二人の神殺し(カンピオーネ)に魔術師たちは騒動の予感を覚える。不審な行動を取るドニを追った先で、謎の洞穴に吸い込まれた護堂、エリカ、恵那の三人はどことも知れぬ場所をさまようことになってしまう。さらに、その地で護堂は新たな神殺しと邂逅する…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
25
アイーシャ夫人のキャラがまさか天然さんだったとは。自分の中で勝手な想像で、クレオパトラみたいな妖艶なイメージだったんだが。それに八人目とか過去世界で登場とか、想像つかんかった。次巻はさらにドニが絡んでカンピオーネたちの乱戦バトルになりそうで楽しみ。比較しても仕方ないんだが、リヴァイアサンよりカンピオーネのが好きだ。2013/05/29
shin
21
神殺しの護堂と仲間達が同じ神殺しのドニとまだ見ぬアイーシャを追っている内に時を越え過去の神殺しと対峙する14巻。新たなカンピオーネ誕生と思いきや良い意味で予想を裏切ってくれて驚いた。アイーシャは良い人でも世界への半端じゃない迷惑っぷりで予想外だった。今回はエリカと恵那が前巻の祐理同様、少しずつ限界を越えようと関係が深くなっているのが印象的。その上広くもなりそうなのが面白く、妙な雰囲気が更にエスカレートするのではと楽しみ。行動に伴う影響の大きいであろう展開は色々想像できて、ワクワクしながら読めたお話でした。2013/06/12
コリ
21
妖しき洞穴の女王、永遠の美少女と言われる7人目のカンピオーネ、アイーシャ夫人がついに登場。天然でおっとりした癒し系だが権能が群を抜いてはた迷惑であるため、ある意味一番カンピオーネっぽいかもしれん(笑)今回のサブタイトルが「八人目の神殺し」という事で新たなカンピオーネが生まれると思ったらそういう事か!その発想は無かった。確かにウルディンは作中で登場したキャラの中で数えたら八人目の神殺しだが、年代順で数えたら護堂が八人目とも言える気が。しかも二人とも似た者同士だから上手いサブタイトルになってるなぁ。考えすぎ?2013/05/26
水無月冬弥
20
#ラノベ ついに7人目のカンピオーネが登場したけど、天然だけど迷惑きわまりない性格&権能だよなあ。いや、ああいう性格だからあんな権能なんだけどね、きっと。エリカファンとしても満足な回であった。2013/05/25
Yobata
19
年が明け、かつて倒した筈の神獣が再出現し、ドニがその神獣狩りの企画をし、招待状を送りつけた。なにか裏があると思う護堂は監視目的でイタリアへ。ドニの目的は、神獣発現の原因である別世界への穴を開ける権能の7人目最後のカンピオーネ,アリーシャ夫人だった。そして護堂,エリカ,恵那もその穴に吸い込まれ、辿り着いたのは古代ガリアだった。そこには護堂そっくりの神殺しが存在し…。今回はタイムスリップで古代ローマへテルマエロマエ状態w最後のカンピオーネ・アリーシャはハタ迷惑の強大な権能の善人。この人もおちてしまうのか…?→2013/05/24