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内容説明
文学は人間存在の始まりから,その傍らに,つねに在った.言葉が発せられ,書きつけられるとき,それが他者にむけて,その心に働きかけようとするとき,文学は生まれる.想像力と共感の力を涵養し,「いま,ここ」にはいない者たちと私たちを結びつけ,人々の新たな関係性と社会,世界との結びつきを書き換えてゆく文学の可能性を,根源から問い直す.
目次
目 次
はじめに
一、文学はどのようにして生まれたのか
二、文学を学ぶことに意味はあるのか
三、文学は社会の役に立つのか
四、文学の未来はどうなるのか
五、何を読むべきか
おわりに