眠れぬ夜の奇妙な話コミックス<br> 雨柳堂夢咄 其ノ十七

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眠れぬ夜の奇妙な話コミックス
雨柳堂夢咄 其ノ十七

  • 著者名:波津彬子【著者】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 朝日新聞出版(2018/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022142580

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内容説明

骨董屋・雨柳堂に集まる、いわくつきの品々。それらに宿る“想い”をたどり、人が心に秘めたさまざまな物語を解き明かすのは、謎めいた美青年・蓮。ロングセラーの大人気アンティーク・ロマンシリーズ、待望の最新刊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

49
「斜陽の家」の老いた上品な兄妹が骨董品詐欺にひっかかって…という話かと思ったらなかなかのひねり具合でした。「画中佳人」は妻のキャラが良い。できた妻に甘えてはいけないということかな。BL風味のある友情物語「手紙」、猫好きにはたまらない「冬の宴」。ここまでのシリーズの中で一番好きな巻かも。2022/11/11

hirune

48
妖しくも華麗な波津彬子さんの作品世界、いつ読んでもよいですね♡特に三味線を弾きながら 宴会している三匹の猫又のお姐さんたちが素敵でしたよ。あの大きなねこさんたち とんでもなくモフリ甲斐がありそうだ〜(〃ω〃)2年半ぶりの新刊、堪能できました♬2018/11/10

ぐうぐう

30
霊とは、死者の本音が姿となったことを言うのだろう。悔しい、哀しい、愛おしい、そんな死者の強い想いがこの世に残ることを可能にする。しかし「斜陽の家」の霊は、本音から目を背けた結果、この世に残らざるを得なかったケースだ。逆に言えば、生前の悪行に対する疚しさがあったからこそ、死んでいることから目を背けているとも解釈できる。懐の深い一編だ。一転、「冬の宴」は楽しくなる物語。そうか、今の若い子達は、三味線に猫の皮が使われていることを知らないのか。古典落語のサゲが理解されなくなっているという話を、ふと思い出す。2018/10/13

しましまこ

29
嬉しい新刊、「冬の宴」素敵な猫の姐さん達、このお話が好きでずっと待ってました嬉しい!何回読んでも笑っちゃう、楽しい!とにかく泣ける「手紙」、ブラックなのに後味は悪くない「斜陽の家」。全部好きです、もっともっと描いて下さい。2018/10/09

しゃちおおかみ

28
積読発掘。自分の寝床回りが恐ろしい積読本の壁をなしており、大掃除という名の棚卸的なことで発見・・・いつから埋まっていたんだ(汗)。一話目、狡い兄妹でした~。火伏の姫にしても、一見のみためとは裏腹に、ってお話でしたね。猫の宴会楽しそう。姐さん達には私も遭遇してみたい・・・自分の家には猫いないけど、ネットでみてるとおすすめ記事が猫尽くしになるように、あやかし系の猫もお近づきになれないものか?(恐怖体験はしたくないけど)。ま、そういう安全地帯から覗くには、雨柳堂シリーズがぴったりですよね。また次も出ますように。2018/12/28

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