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内容説明
店の入り口に大きな柳の木がある骨董屋・雨柳堂に行ってみてごらん。何やらいわくつきの品物が集まるというその店で、謎めいた少年に会えるだろう…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
33
★★★★★ 祖父が営む骨董屋「雨柳堂」で手伝いをする蓮は不思議な力があり、骨董品の目利きだけでなくその物の想いも読むことが出来る。蓮の周囲には色々と不思議な出来事が起こる♪ オカルト好きのワタクシには堪らん作品です♡ この大判コミックスは紙で買い、文庫版を電子で買うというハマり様・・・短編1話読み切り形式なのも良い♪ 文庫版との収録内容の把握の為に、タイトルだけ綴っておきます。「花椿(カメリア)の恋 / 宵待ちの客 / 十四夜の月に / 我儘な名品 / 花に暮れる / 太郎丸 / 金色の鳥 / 朝顔写し」2016/03/05
本田桜
14
最近この手の本（妖怪・幽霊系）にハマッてます。今市子さんの「百鬼夜行抄」から入り込んで、今色々と手を出しまくっているのですがこの作品は当たりでした。絵は古い感じがしますが雰囲気があって良い感じです。お話の方もどれも難解さを感じさせない素直で読みやすいものばかりで好みです。泣ける話が多いところもお気に入り♪この著者が書いた他の作品もぜひ読んでみたくなりました。2011/02/12
まりもんママンﾟ+.*ʚ♡ɞ*.+ﾟ
12
百鬼夜行抄の流れでこちらも購入しました。これも古く20年前の作品ですね。少し古い感じの絵柄ですがストーリーは素晴らしく引き込まれてしまいました(∩❛ڡ❛∩)骨董品は曰く付きと言いますが孫の蓮はその不思議な物を見聞きします。決して怖いとかではなく男女の恋心が絡んでいて切なくなります。美しいお話です。2015/01/08
夜雨
10
骨董とそれに絡む人々の切なくて優しい話。しっとりとしたこの雰囲気がとても好きです。どの話も素敵ですが、特に良いのは「朝顔写し」かな。あと「花椿の恋」や「花に暮れる」も。2015/07/03
ぐっち
9
波津彬子さんの本が読みたくなって蔵書再読中。ああ、また長いのに手を出しちゃった。英国シリーズと絵はそっくりなのに、日本映画の画面の暗さがあっていい。私の大好きなオムニバス短編・骨董と嫌な感じのしないお化け・時々コイバナ・美少年つきと、もう大好きなシリーズ。どのお話も好きです。新刊で買ったのになんだか古本の風格が…。2010/10/22
