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内容説明
店の入り口に大きな柳の木がある骨董屋・雨柳堂に行ってみてごらん。何やらいわくつきの品物が集まるというその店で、謎めいた少年に会えるだろう…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
34
この巻はホラーが多かったです。鴉屋敷はその最たるもの。本当は烏って神様のお使いなんですが、賢すぎるから私達凡人は怖がるのかも。モノを大切に!と親から口を酸っぱくして言われてきましたが、このコミックを読んだら自分からモノを大切にするかも(^_^;)。茶筥には夢が詰まっていました。翡翠にも更紗にも。鬼灯の香合には迫力がありました。2022/08/28
せ〜ちゃん
28
★★★★★ 「お嬢様のお好み / 鴉屋敷 / むさし野 / 翡色の石 / 更紗夢紋様 / 通り悪魔 / 鬼の灯」 釉月よく登場♪2016/03/05
みかん@道北民
11
図書館本。釉月の話が2つも。松村のことが占い婆のおかげ(というか)でバレてしまった。この二人はどうなってしまうんでしょう。好きな話は「むさし野」。「鬼の灯」も久しぶりに色っぽいお話で好きです。2015/11/04
井月 奎(いづき けい)
11
この巻は邪悪なものも現れます。そうです生きている限りきれいごとだけではすまないのが悲しみや切なさ、そしてもしかしたら味わいの源なのかもしれません。しかしやはりなにより人生は楽しいのが一番です。読むと本当にお茶を習いたくなる、「ならし野」半化半人のような二人の翁が楽しむ野点は、茶の香気と野の草の香りに酔い、夢見心地になります。本当に楽しみを得ようと思うのなら、知識を得るなんて甘いです。甘いです。知識知恵を血肉にして自らの「思い」にして、人をもてなすことこそ関わる者すべての楽しみになるのではないでしょうか。2015/08/15
夜雨
8
「鴉屋敷」が怖っ! ”名品だからいい”ではなく、”自分が好きで大切にしたいのがいい”のだよねと共感する「お嬢様のお好み」。そして「むさし野」が風流というか、こういうのを粋というのか。こんな茶席に呼ばれてみたいものです。2015/08/16