眠れぬ夜の奇妙な話コミックス<br> 雨柳堂夢咄 其ノ十三

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眠れぬ夜の奇妙な話コミックス
雨柳堂夢咄 其ノ十三

  • 著者名:波津彬子【著】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 朝日新聞出版(2015/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022131638

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内容説明

骨董屋・雨柳堂に集まる、いわくつきの古道具。それらに宿る“思い”をたどり、人の心に秘められたさまざまな物語を解き明かすのは、謎めいた美青年・蓮。『ネムキ』好評連載中の大人気アンティーク・ロマンシリーズ、待望の最新刊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せ〜ちゃん

30
★★★★★ 「三人の客 / 秋の旅人 / 雪華の箱 / 春のつむじ風 / 夏のしつらい / 夜伽の客 / 布の花・布の鳥」2016/03/05

井月 奎(いづき けい)

24
美は人がつくりだせるものではありません。人にも宿ってはいますが。人がつくりだせるのは工芸品を含む芸術であり、芸術は美の憑代なのです。そこには人の思惑、技術、歴史が入り彩となります。人が美を理解するには必要な要素なのですが、不純物でもあり、醜、欲、恨が入りこむ隙間にもなってしまうのです。しかし人の心や行い、芸術は時間とともに純化されて、長い時間を必要とはしますが、いつか純粋に美を宿すのです。私の思いは少し甘いでしょうか? しかしこの小さな七つの物語を読めば、そう思うことができるのではないでしょうか。2016/04/20

就寝30分前

24
古美術や古道具が好きなのと、地元の作家ということで読んでみた。摩訶不思議なストーリー。『夏のしつらい』が秀逸。読後の清涼感が素晴らしい。ただしおっさんがこの本を買うのに、かなり勇気がいりました。2015/05/05

ぐうぐう

16
こんなにも早く『雨柳堂夢咄』が再開されるとは思っていなくて、嬉しい悲鳴をあげてしまった! このシリーズのおもしろいところは、ひとつひとつのエピソードの枚数が一定ではないことだ。長い話もあれば、短い話もある。その緩急が、読んでいて心地いいのだ。長めの話も読み応え充分だが、「秋の旅人」のような小さな話も、実に味わい深い。2011/01/18

てんてん(^^)/

16
思わぬお年玉をもらったような。もう蓮様にお会いできないと思っていたのですごく嬉しかった。久しぶりのせいかどのお話も印象深かったです。中でもやはり雪花の箱は出色の出来栄えでした。夏のしつらいはさわやかで素敵。 ナミガシラトウコ先生も相変わらずお元気そうに転がってらして良かった。また、ぼちぼちゆるゆると頑張ってください。楽しみにお待ちしています。2011/01/10

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