内容説明
少女たちそれぞれの問題が一段落し、“侵略”のかたちは変わりつつあった。フォルトーゼが日本との国交を求めてきたり、それに合わせて魔法使いやサンレンジャーが学校に先生として赴任してきたりと、戻るはずの日常は想像を遥かに超えていて……!? そうして賑やかな日々を送る中、早苗には「不思議な声」が聞こえていた。二年前のあの日、はじまりの時に聞こえたあの声は何を伝えようとしているのか? 物語の真相に迫る“六畳間の最終章”がはじまる……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むっきゅー
26
記念すべき30巻目にして、当初から予定していた最終話(前後編)だそうです。青騎士と自国民保護のため、神聖フォルトーゼ銀河皇国は、日本のみと国交を樹立。宇宙人の存在が政府から発表された。ヒロインズの正体がいよいよ世間一般に明らかにされてしまう展開かとニヤニヤしてたら、突然、暁の女神による最後の試練が始まった。一番最初の、あるいは7.5巻冒頭の伏線回収でしょうか。そして次巻に続く。ところで、長期シリーズあるあるなのか、PIIGSの財政問題とかレアアースとか、国際情勢ネタがなんか懐かしすぎる。2018/03/01
あなほりふくろう
16
積読開放、最終章。フォルトーゼと日本の国交樹立の流れは周辺の動きも含めて、まあ順当な展開。時々思い出したように出てくるサンレンジャーさんたち、すっかり立派になっちゃって。それより「私たちの最後の試練」消えた少女たちはその瞬間すべてを悟るって、そして本巻ラスト「ささやかな奇跡」を祈る少女って。動揺しつつ次巻にかかる。2018/07/22
まるぼろ
10
さて今巻からいよいよ最終章に突入、正式にフォルトーゼが日本との国交を求めてきた事に関する準備やら何やらのお話と、孝太郎に課せられた試練の始まりに関して、この二つがメインな内容です。今感もとても面白かったです。フォルトーゼとの国交云々についてはティアやクラン、ころな荘の面々に限らず地底人絡みの件などで日本の生活に根付いている人々も多いのでいずれはそうなるかなとは思っていましたが、意趣返しの面もあったとは言え、急な展開だったので少しビックリしました。アレクセイさんについては真希が言いたい事を殆ど→2018/03/17
水無月冬弥
9
健速先生(@Takehaya_info)の #ラノベ ついに最終章開幕、どうなるんだろう。ただ一つになるだけではだめなのかな。しかし、いろんな終わりかたを想定していたらしいけど、ここまで来たからより面白くなりそうなのが感慨深いですね2018/03/06
nas
6
遂に最終エピソードか、確かにこれは長期連載が効く話だなぁ2020/05/28