内容説明
モテない男たちには辛い2月上旬。「非モテ系同盟」に所属する孝太郎は【チョコ王】マッケンジーを罠にかけるべく、仲間たちと暗い計画を練っていた。しかし、彼の周囲にはチョコを用意している少女がちらほら……。そんなバレンタインデーが近づくある日、ルースに本国から一通の便りが届く。そこには、ルースのお見合い話が書かれていた――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
29
バレンタインデーが近づき孝太郎の周りの女の子達がそれぞれ思惑を巡らせる中、ルースにお見合い話が来る。それはティアを守る上でも悪くない縁談話であり、貴族としては受けて当然なのだが理屈ではなく感情で思い悩むルース。そこに孝太郎は…。ルース回。ルーーース‼︎ティアを第一に考え、孝太郎にならティアを任せられると慕いながらも一歩引いていたルースだったが、お見合い話が来て、何も言ってくれないことに泣き,その真意を知ってさらに孝太郎から幸せだけを考えて下さいと言われ、完全に乙女モードで落ちちゃったなw孝太郎の助言→2014/08/01
sskitto0504
19
ルース巻でした。結構早くに青騎士ばれてしまいましたね。そして主役なだけあって、ルースがすごく可愛かったです。そしてティアもかなりの魅力で。過去編終わって一段と面白くなってますね。ハーレム孝太郎はどうなるのか？次はキリハの過去編ですね。親友となっていたキリハがどうなっていくのか楽しみです。2014/07/08
クロウ
15
ルース回！孝太郎かっこよかった！泣けるー！この物語はラブコメなんだけど、小さくて笑って過ごせるような物を除いて恨みとか嫉妬とか暗い感情が一切なくて、本当に読んでいて気持ちがいいな。『青騎士』という伏線が最高に効いてきていて、壮大な世界観だけどとっちらかってなくて、綺麗にまとまっていて良い。2015/02/03
カインズ
14
【侵略者に遠慮は似合わない】ルースに舞い込んできた見合い話をきっかけとして、異星人であるティアとルース、孝太郎の関係に転機が訪れる巻。孝太郎のルースの背景を思っての冷静な態度とルースとの心情のズレから来るすれ違いが切ない。それだけに、孝太郎の秘密を知ったときのルースの喜びは、大きかったと思う。二人でのコンビネーション攻撃とかが見てみたかった。優しいだけでなく、クランを理詰めとハッタリで追い詰める知性、ティアを守るために特攻する覚悟を持つルースに惚れ直しました。しかし、孝太郎は、どれだけ罪作りなんですか。2012/03/03
晦夢
13
ルース回。バレンタインを前にルースの見合い話が。ルースさん可愛すぎるわ。クランと孝太郎の過去の秘密、そしてそれにルースも関わってくる。すごく好みな感じ。最後のシーンは10年前云々のやつだよね。こう繋がってくるとすげえなと思う。名作だね。2013/11/09
