内容説明
急進派地底人との戦いに勝利し、六畳間に平穏が戻ってきた。季節は夏真っ盛り。孝太郎たちの夏休みはイベント三昧！ 海水浴に肝試し、お祭りに遊園地。そして……夏休みの宿題!? さらに、女の子だらけの六畳間にチャイムの音と共に現れたのは……「私は里見雄一郎。孝太郎の父親です」――どうする!? 孝太郎！ 底抜けに明るいひと夏を綴る17巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
22
今巻は日常回で綴る短篇集。主に孝太郎の心の欠陥をヒロイン達が心の距離を縮めつつ修復していく話です。それと孝太郎の知らない所でヒロイン達がある約束事をしていく内容ですかね…ｗ どの編も楽しかったですけど、どれか一つを挙げるならばエルフォリアの観光話ですかね…。ほのぼのとした話ながらもエルの遠大な計画が明らかになるのですが…、考えるものだなぁ…ｗ まぁお察しの通りと言うか希望通りと言うかハーレムエンドな流れになりそうですけど、この作品はむしろそうして欲しいと言う気持ちが強いです…ｗ 次巻にも期待です。2014/10/10
Yobata
22
急進派地底人との戦いも終了し六畳間にも平和が訪れ、海水浴,肝試し,夏祭りと夏の日常を満喫していた。ゆりかの宿題忘れなどのピンチがあるも孝太郎の心の隙間を埋める侵略を始める侵略者達。そのに現れた一人の男性とは…？夏,日常回。前巻まで無茶苦茶戦闘ものだったのに一気に日常回になったなw季節は夏で、海水浴での水着とか肝試しでの驚かし,夏祭りでの喧騒など夏でやるべきことはしっかりおさえてあるねw海水浴と肝試しではクランの弄び具合が面白くてやっと日常回に戻った感があった。祭りではエルはエルにしかできない孝太郎の心の→2014/09/29
あなほりふくろう
21
日常回だが、孝太郎の心理的外傷、つまり相手の心の深いところに踏み込めないことに焦点をあてたものだった。彼の誠実さの裏返しではあるが、マッケンジーも孝太郎父も、そして侵略者達も皆彼のそんなところには気付いていた、その上で、今の彼女達との関係を彼にとって良いものと捉えてくれている。直接完結に繋がるところなので、今は彼女たちがどう孝太郎の心を解きほぐしていくのか、興味深く見守りたいところ。包囲網はじりじり狭まってるし、今後に期待。ひとつ、早苗ちゃんはどうでも早苗さんはこの状況をどう思ってるのか、時々心配になる。2014/09/30
sskitto0504
17
アニメ化もされのんびりとした日常回でしたね。もうこの日常回からもハーレムエンド以外はないのかな…まあ、ハーレムエンドでいいと思っていますが…表紙のルースさんが可愛い…伏線もまだあるし、どうなっていくのかな？アニメ化すると放送に合わせたり、円盤特典やらで刊行が遅れてしまうのが残念だなぁ…2014/10/02
SPICA
16
事件もストーリーの急展開もない、シリーズ初かもしれないレベルの日常回。強いて言うなら孝太郎回。侵略者たちとの2度目の夏を、海・遊園地・花火・宿題などイベント満載かつ普通に過ごします。孝太郎の心の傷を癒すために孝太郎と皆で楽しく過ごすという目的、そして一部の侵略者たちの間での密約もあり、ほぼ全員ハーレムルート歓迎という状況に。その中でもエルの考えが本当だとしたら恐ろしいなこの人。今巻みんな可愛かったけど個人的には遊園地での早苗さんと埴輪２体、宿題頑張ったゆりかのポイント高し。あとルースさんのおやかたちゃま。2014/10/02
