リバースエッジ 大川端探偵社 9

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リバースエッジ 大川端探偵社 9

  • ISBN:9784537136586

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内容説明

東京・浅草にある小さな探偵社。
そこを訪れる人々の、どこか奇妙で切ない依頼の数々…。

人間とは。人生とは――。
所長、村木、メグミの三人は、
静かに優しく依頼者の“心の澱”を掬い上げる…。

「三代目襲名」「演歌エレジー」「謎の女」
「料金あと払い」「懲りないリピーター」
「好きです、結婚してください」「クモの糸」
「映画のように」の珠玉短編8話を収録。

人気連続ドラマ原作コミック、
人間観察の鋭さを更に増した第9巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りらこ

24
人は言葉で生きる。ひょんな言葉も心に残ったりすることあります。上手いなぁと思わせる人情話が多い。2023/12/25

眠る山猫屋

23
この巻は随分と落ち着いた感じ。ミラクルな話は少ないが、しっとりとしんみりと読ませてくれる。『謎の女』のようなミステリータッチのエッジの利いた物語もあるが、後半の『好きです結婚してください』や『映画のように』といった、事件の裏側にひっそりと咲く花のような語り口がジンワリと心に滲みる。2018/03/13

hannahhannah

10
ほとんどが恋愛がらみの話。美容師が出てくる「料金あと払い」と所長の計らいが印象的な「映画のように」が良かった。原作者のひじかた憂峰は今年の1月に70歳で亡くなっている。もうこの漫画の続きは読めない。2018/06/03

コジターレ

9
人間のあらゆる面が見える。強いか弱いか、優しいか冷たいか、そんな単純なものでは決してない。人にすがり、過去にすがり、言葉にすがり、でも前を向く逞しさがあって、全部ひっくるめて人間なのだから。2022/08/31

Nao Funasoko

6
気が付けばもう9巻目。ひじかた憂峰&たなか亜希夫の実力派ゴールデンコンビであれば一話に今の倍ぐらいのページ使っても十分成り立つ。もっと重く濃いヤツを読みたいと思うのは贅沢なんだろうか。今巻では「料金あと払い」が好みかな。2017/12/01

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