内容説明
気がついたとき、ナハトールは魔法のかかった鎖でぐるぐる巻きにされていた。――エイザードの弟子たちと連続髪切り裂き魔が現れたイレインの街を訪れたところ、あろうことかクマのぬいぐるみにさらわれたのだ。待っていたのは、自分を「女王様とお呼び」という魔女＝クィーン・フェムだった。誘拐の目的は、エイザードをおびきよせるためだ。ところが、エイザードは原因不明の「病」に伏していた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
8
まさかのおかーさん回、もとい、ナハトールさん回。皆がお菓子ばっかりなのをみて、叱るのでは無く、石のスープを作り始める……そんなナハさんがすごく好きです(っ´ω`c) あ、でもちょっぴり残念なのが、チビナハさんの絵をみたかったなぁ。個人的には、マリアさんの、お野菜軍団壊滅呪文(レシピ)のシーンが楽しく可愛らしかったヾ(o´∀｀o)ﾉ2017/02/17
まりもん
5
エイザードが病気になった為に来たガーガもあてにならない。 くまに誘拐されたナハトールさんの逆境に挫けないポジティブさが良かった。2011/06/13
ひつじ
4
ナハトール好きにはたまらない巻だったはず。2014/04/25
みかづき
3
これ以上なくその通りなのに、帯に「そこかよ！？」とつっこみたくなる。ナハトールとエイザードの馴れ初め（？）が垣間見えるお話。とにもかくにもナハトールがいい男すぎてつらい。過去に彼をふった女性たち、もったいないけど正解だった。うん。ダメ。素敵すぎる。エイザードの謎がいままでの巻の中では一番見られた感じです。本当にこの人は何者なのか…。四人娘も相変わらずでしたが、サラの「愛してしまいそうだ」とマリアのはっちゃけ具合が特によかったです。野菜戦士。ヴェジタブル・ウォリアーズ。Ｖ.Ｅ. マリア、なんて恐ろしい…。2012/05/16
めぐみこ
2
【再読】ナハさんの良い男っぷりにちょっと感動。初読時はあまり思わなかったけど、一言ひとこと深いわぁ。「勝負は最後までわからない」「だれかに裏切られるのがこわければ、自分が裏切らなければいい。とてもかんたんなことなのに、いつだってそれが一番むずかしい」とか。2010/06/25
