集英社コバルト文庫<br> 楽園の魔女たち ~スウィート・メモリーズ~

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集英社コバルト文庫
楽園の魔女たち ~スウィート・メモリーズ~

  • ISBN:9784086144759

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内容説明

「楽園」の友人たちに祝福され、ダナティアは祭壇へ進む。待っているのは伴侶となるはずの人。花婿と誓いの接吻を交わそうとして顔を見ると、な、なんと大の苦手なカエルではないか!! 悪夢から覚めたダナティアを本当の悪夢が襲う。虹の谷の訪問者――その名をクリスティン・マリエル――実の母親と、「バカ」師匠エイザードが恋に落ちて……!? ほか夢あふれる短編を三編収録。 【目次】精霊の贈り物/ごくちゃんのしあわせ日記/無邪気な聖母/彼らの楽園/あとがき

目次

精霊の贈り物
ごくちゃんのしあわせ日記
無邪気な聖母
彼らの楽園
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュエパイ

10
師匠とママの恋物語、それもありと言えばありだったような気もする今日この頃。珍しく。殿下が迷走しつつけた、親子物語でした。小さなおはなしもちらほらつめこまれてて、私は割と楽しかったのです(妻がシリーズ内で1番評価低いーっていってたのでちょっと不安になりながら)。じじいまつりは、流石な支部長さんの活躍でした(笑)いつか、あんな風に、齢をかさねた4人が、たまに集まっては変わらず賑やかにおしゃべりしてたら、いいなぁ2017/02/09

kaname

9
ごくちゃん可哀想(笑)ダナティアの母上の話が主な短編集。お母様の性格をみる限り、ダナティアは相当苦悩してきたと思われる(というか語ってらっしゃるが)まぁなんだかんだ、親子だよといったお話でした。2016/04/06

まりもん

8
シリーズ初の短編集。 特にサラのごくちゃん観察日記は余計に謎が増えただけという気がしてならない。 殿下の母登場は凄いなぁ。あの4人を振り回していくんだから。2011/06/08

みかづき

4
ああ、なんだか読むほどにじわじわと美味い。するめか。ハマるとハマってしまうストーリーと文章のテンポです。今巻はなにやらエイザードの株が上がりました。おもわぬ弱点も見つかりつつ、お師匠さまいい人やってるなあ。ごくちゃんの不思議さは相変わらずで(とびきりかわいいのも相変わらず)、サラはどこまでも読めません…! 本気なのか、彼女は本気なのか…! あとほんとうに、殿下ステキ。もちろんみんないいんですけどね!2012/01/15

kmori299

3
初読の時はどう思ったか記憶にないけど、最後まで読んだあとに読む「彼らの楽園」は楽しさとともに郷愁のようなものを感じる。2017/01/14

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