三保ノ松原殺人事件

著者名：梓林太郎

光文社（2017/01発売）

• ISBN：9784334773977

内容説明

北アルプス・蝶ヶ岳で死体が発見され、静岡市清水区在住の碓井公章と判明。公章は3日前にパーティーに出たきり行方不明となっていた。また、公章に付き添う石本はつ子も姿を消していた。刑事・道原伝吉は捜査を進めるが、上高地のホテルの宿泊者・白石英和が岳沢登山路で殺害される事件も発生。白石もまた清水在住だった。2つの事件の真相を追い、道原は清水へ飛ぶ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[尾塚]

道原伝吉シリーズ。読みながらいつものパターンだまぁと。でも好きなシリーズのなのでついつい。長野の登山道で遺体発見。被害者と関係者は静岡県在住。伝吉はさっそく静岡へ。長野県警なのに静岡で大活躍そして事件解決。静岡県警は捜査をしてるの？ってツッコミたくなりますよね。でもベテラン作家。スピーディーな展開で読者を飽きさせませんね。あとがきを読んだら、著者が松本清張のアシスタントをやっていたなんて驚き！次作もまた楽しみ。

2017/02/28

[とのとの‎]

前半は登場人物たちの関係性が覚えきれず大変でしたが、後半はスラスラと読めました。清水は1度行ったことがあるので知っている場所が出てきて楽しかったです♪

2018/03/29