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内容説明
初めての海外遠征先のフランスで、大富豪の画家の謎の死に関する事件に遭遇した探偵チームKZ。「大事件を見事に解決し、世界的に有名になること」が目標だったKZにとってはまたとない事件ですが、外国での捜査ではみんながそれぞれの特技を思うように発揮できず難航します。ようやく追い詰めた、と思った相手からは大ドンデン返しをくい、イッキに大ピンチに！！ KZはこのピンチをうまく切り抜けることができるのか！？
目次
おもな登場人物
１ 敵の作戦
２ 転落事件の真相
３ 上杉教授の名推理
４ どうなってるっ!?
５ 思いがけない卵ハンバーグ
６ カッコいい役
７ 危機、また危機
８ ゆがんだ心
９ 悪人の良心
10 秘密を知る者
11 守るよ
12 方向がちがってる
13 「シンデレラの城」入城
14 ミシアは、どこに
15 お姫様ベッドの天使
16 奇妙な行動
17 犯罪者となるか？
18 現場で見つけた不思議なもの
19 会計係は超やる気
20 塔に住む者
21 深まる謎
22 夜の湖
23 下着だけでいい
24 おどろきのバストなし
25 恐ろしいたくらみ
26 黒木ＶＳニセ・ラング
27 残された問題
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいちゃん
26
黒木すげぇー。かっこいいわぁー。こんな中学生いなくね？2024/11/07
ファーラス
5
かなり面白かった。シリーズ７作目。前後編の後編。今までの規模感から、後編はミシアを守りながらニセ・ラングに一矢報いる、追い詰めるのだろうなと思っていたら……もっと、いい意味で期待を裏切られる。悪人側のさりげなくズレた恐ろしさの描写も、真に迫る感じ。ヒーロー達もそれぞれに見せ場があり、大冒険活劇で、劇場版感。イラストも、この巻はアーヤがやけにかわいい。この６巻・７巻は児童文庫として大成功だろう。本巻のように、ＫＺがなぜか大事にする毒や嫌味な感じが抜ければ、雑味なしの良作キャラクター・サスペンスになると思う。2022/04/18
ゆぽんぬ
5
読むと頭がよくなった気がするハラハラな探偵物語。一応、児童書だけれど、一般文芸で活躍してる藤本先生だから、そのへんの一般書よりもよっぽど文章がしっかりしてる。これまで読んだラノベ、ライト文芸の中でもかなり上位に食い込む面白さだと思う。なにより知識量がすごい。若武が汽車を止めようとするシーンがお気に入り。やっぱりリーダーです。2021/03/11
chRono
5
何度も何度も読んでいるのですが、やはり、アーヤのジャンへ向けた言葉はとても、深く胸に届きました。 私もアーヤのように、人を想い、正義を見つめるような、人間になりたいと強く思います。 とにかく、最高の小説シリーズです。2017/01/15
小川欄@宿題テストが…(-_-;)
4
上杉くんって体が弱かったの∑(ﾟДﾟ)2016/11/20
