発達障害からニューロダイバーシティへ―ポリヴェーガル理論で解き明かす子どもの心と行動

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発達障害からニューロダイバーシティへ―ポリヴェーガル理論で解き明かす子どもの心と行動

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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393365687
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0011

出版社内容情報



モナ・デラフーク[モナ デラフーク]
著・文・その他

花丘 ちぐさ[ハナオカ チグサ]
翻訳

内容説明

“困っている子”を救うニューロセプションの視点。発達のちがいや自閉症スペクトラム、トラウマのある子どもたちの“問題行動”を神経系の知見をもとに神経多様性のパラダイムでとらえなおし社会情動的発達をうながす革命的アプローチ!

目次

1 行動を理解する(行動に隠された適応性を明らかにする;トップダウンか?ボトムアップか?―行動に対応する前にその根源を理解する;個人差について)
2 解決策(安全がすべてのはじまり;行動の根底にあるものに対処する―ボトムアップで課題に取り組む;ボディアップからトップダウンまでの課題に取り組む)
3 ニューロダイバーシティ、トラウマ、そして未来への展望(自閉症とニューロダイバーシティを持つ人の行動―注意深く対応する;有害なストレスやトラウマにさらされた子どもの行動上の課題をサポートする;未来への希望と、今やるべきこと)

著者等紹介

デラフーク,モナ[デラフーク,モナ] [Delahooke,Mona]
臨床心理士として30年以上の経験を持ち、子どもとその家族のケアに携わる。ニューロダイバーシティ(神経多様性)のある子どもや青年、成人の家族を支援する組織、プロフェクタム財団のシニア・ファカルティー・メンバー、ロサンゼルス郡精神衛生局トレーナー。カリフォルニア州の乳幼児メンタルヘルス分野における最高レベルの承認であるRPM(Reflective Practice Mentor)を取得。保護者のグループや研究所、学校、公共機関などで頻繁に講演、研修、コンサルテーションをおこなう。発達、行動、感情、学習の進み方に違いのある子どもたちへの、思いやりのある、人間関係に基づいた神経的発達のための介入を促進することに人生を捧げている

花丘ちぐさ[ハナオカチグサ]
ソマティック・エクスペリエンシング・プラクティショナー(SEP)。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、米国ミシガン州立大学大学院人類学専攻修士課程修了、桜美林大学大学院国際人文社会科学専攻博士課程修了。博士(学術)。公認心理師。社団法人日本健康心理学会公認専門健康心理士。A級英語同時通訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

37
専門的なことも多いが、花丘さんの訳が分かりやすく読みやすい。ダイバシティという言葉を知り何年も経っているが、いまだにしっくりこない。子どもが今のままで何故いけないのか。その答えも出ない。が、一人でも生きづらく感じている人のためになればいいな。2022/11/05

呼戯人

21
自閉スペクトラム症を抱えている孫のために読んだ本。ポリ・ヴェーガル理論を土台にして、子どもの問題行動と思われている行動の身体的防衛反応を分析している。従来のABA(応用行動分析)やSSTの問題点を指摘している。いわゆるいい子と比較して、発達障害を抱えている子どもたちを否定的に捉えることの問題点を取り上げている。安心していられる居場所こそが大事で、それが自律神経を安定させ、個性に合った生き方を創り出すことができるとしている。孫の安心を創り出すために、私は石になって孫に寄り添っている。2023/11/14

なゆた

3
発達障害の子どもを育てている人は一読した方が良い。・子どもは問題行動をわざと(頭で考えて)しているわけではない。・従来の療育、問題行動に対して無視をするという対処は間違っている。・構ってあげて、安全と安心を与える方が良い。 という様な内容。特に【他害】が強いケースについて何件か実例が書いてあるので参考になる人もいるはず。 ADHDの子どもに報酬を与えないために騒いでも無視をする、の様な古い考えはこの本等で撲滅されて欲しい。 不定型発達者を病気として扱うこと自体に反吐がでるのだが、対処法を学んで損はない。2023/03/18

たいき

2
おもしろかった。 という感想以上に「この本を読んでよかった」と思えた。発達障害児を持つ親以外も含めて多くの保護者・教育者・支援者が知っておいた方がいい内容でした。もっと広まれっ! 一言でいうとわざとじゃないんだよ。って内容。 人の行動は「トップダウン”的”行動とボトムアップ” 的”行動」の2つに分かれていてどっちが強く影響するのか。 書かれたことを思い出しながら生活するだけで、我が子が機嫌良く行動してくれてるのが何よりです。2023/06/15

hayap

2
子どもの予期せぬ行動は環境からの負荷に対するレスポンスなんだという話から、環境設計のための観察が大事だと説く一冊。コミュニケーションが取れるかどうかを緑、赤、青の各モードで表現したことはわかりやすく、相手が今どのモードなのかを踏まえてコミュニケーションする大切さを学んだ。2023/05/20

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