ヤングジャンプコミックスDIGITAL 嘘喰い 42

著者名：迫稔雄【著者】

集英社（2016/06発売）

• ISBN：9784088904306

内容説明

屋形越えを賭した最終決戦“エア・ポーカー”三回戦が終了!!　貘に降り注いだ“天災”という悪夢──。そして、開始から謎に包まれていた「役を作りし者達」が明らかに!!　「上」に突如現れた究極の拷問器具“売女の痛み”は激しく互いの協力者へと襲い掛かる!!　貘・ハルVSラロ・梟、極限状態の死亡遊戯を制すのは果たして!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hannahhannah]

上ではハル（創一）vs.梟。水中では嘘喰いvs.ラロ。ペナルティで苦痛を与える用具の名前がビッチペイン（売女の痛み）・・。売女ってビッチじゃなくてホアですよね？と確認したくなった。

2016/05/20

[紫雲寺 篝]

「われわれは地球を支配っ…侵略しにやってきた宇宙人である」「斑目貘 見つけたよ 地雷 そして 君の歪みの臨界を」残るカードは24枚。お互いの手札の読み合いの中、残る可能性と役の強さが計算される。しかしここで「お屋形様」の身に何かが起こる。勝つか負けるか。ブラフの掛け合い。奥の手の温存。悟られてはならない。役の成立も確実ではない。全ての要素が絡み合い、最終戦五回戦が始まる……！？いよいよ大詰め。何が起こるか、その仮説は建てられるが、一方でそれが成される合理的なプロセスが想像できない。最後まで熱いな。

2019/08/13

[pgin]

ビッチペインはあくまで「死なないように激痛を与える機械」であり、溺死のリスクを負っている１Fほどではないという事か。しかし冷静な思考力はごっそり奪われる。■御屋形様の記憶の謎が明らかに。完璧である為に失敗の重圧を受け留める事を覚悟したハル。■４回戦、梟はミスを犯すが嘘喰いは降り、ラロの勝利。ハルの選んだ役は明かされないが、おそらくここは○○ではないか。

2019/07/03

[ななな]

なるほど。お屋形様の記憶喪失は、いつも完璧の傍にある賭郎集団を統べなくてはならない責任感、重圧からきてるのか。そして失敗の記憶を消すために定期的に記憶喪失になっているのか。切間家に生まれた宿命に撻器も囚われてたけど、創一も同じく囚われてたんだ。エアポーカー勝負は終盤。4回戦の手札開示がなかったのを見ると、ハルの手札は敢えて最強手ではなかったのでは？そこに5回戦の勝機がありそう。

2017/06/02

[とにざぶろう]

次回、決着。やー楽しい。構図、絵柄の迫力が凄まじい。

2016/05/21