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内容説明
業深き血を受け入れるのは貘か捨隈か――!! 互いに残された数字が残り僅かになる中、貘は捨隈の最上階での入力を阻止しようとマルコに意外な行動をとらせる。捨隈を死の3ターンへと引きずり込んだ貘は、勝利を確信する数字を導き出すが…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のりあき
13
自分の数字と相手の数字との合計を当てるというゲーム。外すごとに狭められる組合せ。そして容赦なく死が迫る。作者は数学者か、あるいは開成高校の試験委員か。数字を推理するゲームと、暴力対暴力の殺し屋同士の闘いが、違和感なくミックスしている。とんでもない漫画である。2016/06/30
十六夜(いざよい)
6
業深き血を受け入れるのは貘か捨隈か―!! 互いに残された数字が残り僅かになる中、貘は捨隈の最上階での入力を阻止しようとマルコに意外な行動をとらせる。捨隈を死の3ターンへと引きずり込んだ貘は、勝利を確信する数字を導き出すが…!?捨隈の回想が入りいよいよ決着が付くのかと思ったら、まだなんかい。夜行(傷あり)が無事だったのは良かったけど、この作品はなんて闇が大きいんだろ。みんな何かしら背負って生きてるのね。2014/07/31
pgin
3
『業の櫓』決!着!……嘘つきだなぁ~~!■完全なクライマックスからの蘭子乱入。これも嘘喰いの五分五分のうちなのか?更にカラカルの乱入。おおよその暴力がタワーに揃ってしまった。屋形越えの権利を巡る三つ巴。場外では丈一おじさん復活&勝利。お屋形様の賭けも進行中。2019/03/06
紫雲寺 篝
3
「そもそももう 勝負はついた おしまいだ」夜行丈一掃除人の復活、そしてついに動き出した鞍馬蘭子。なんとか3ターン目に持ち込もうとする嘘喰いに対し、その思惑を計りかねる捨隈悟。新事実が浮き彫りになっていく中、ついに嘘喰いは勝負を決めにいくが……!?業の櫓の最終局面直前。面白いが、ゲームにおいてもバトルにおいてもかなり頭を使うので読むだけでかなり疲れる。側から見ると相当考えられた先にある場所から、さらに常軌を逸した手を打ったと見える嘘喰いだが、その真意はまだ見えない。夜行掃除人に負けた嵐童公平が可哀想だった。2018/06/10
keyhole
3
【★★★】蘭子姐さんの巻。姐さん、モテモテっつーか類友っつーか変態ホイホイ過ぎる。また新たな招かれざる客も乱入して、ますます混戦してきたタワー内。今巻一番笑ったのは、あの不運な一戦目を無かったことにしようとしてた丈一。あの驚いた表情の泉江は、そこをツッコミたかったに違いない。2012/01/27