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内容説明
話題沸騰の隠れ「特撮オタク」コメディー第6集!
高校の頃の仲村さんは
特撮を封印し「フツーの女子高生」。
しかし卒業の季節に返り咲く。
きっかけとなった特撮ヒーロー番組の
“最終回の言葉”とは――
時は流れ…
隠れ「特オタ」生活を送る
仲村さんに27歳の誕生日。
母からの入電……「彼氏とかはおるんか?」
破壊兵器“バースデストロイヤー”に
どう対処するか――
――とっておきの
アニバーサリー集!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
38
「最近は全編CGで映画が作れちゃうんだ!」からの、「結局はどんな媒体もマンパワー」への流れがみごとでした。すごいCGて結局、作った人たちがすごいんだな、忘れないでおこう。それから、「いろんな『スキ』があるんだよッ」にも激しく同意!わたしも、一番好きなアニメといわれたら挙げたいタイトルがありますけど、「スキだけど褒めるべき点がないっていうか、どこがイイって言われると不満が9割っていうか」(吉田語録)なのよ!推薦しにくいのよ! このまんが読むと、「わたしだけじゃなかった」安心感がハンパないです…(泣)。2016/03/31
流言
31
共感と布教。特撮ファンならずとも『フザけんなって思いますよね!』という言葉を愛を込めて発した経験のある人も多いはず。ユキちゃんへの布教はうまくいっていないようではあるものの、しれっと読者にジオラマや写真を巧く撮る方法を布教することには成功している二重構造も巧い。ちょっと写真の撮り方を練習したくなってしまった。サプライズバースデイの顔ぶれ、彼らは趣味をあまり人に公言したくないというだけの共通点しかなくて、実はわかりあえる要素はほぼないほど薄い関係なのに、それでも仲良くしているというのがとても安心できますね。2016/05/16
活字の旅遊人
29
じいばあ絡みのエマージェイソンの話は、ドラマのラストに採用され、涙ものだったなあ。ジオラマネタ、好きな作品についての考察など、やはり非常に多彩で深い。親との確執を扱いながら、ちゃんと感謝させたりするのも素晴らしい。2021/10/02
トラシショウ。
24
「覚えてないのにどーして好きじゃないって言えるの?映画好きは観てないのにキライって言うのがキライなの。」積読消化。押し付けがましい母へのなんとなしの煩わしさから特撮から遠のいていた高校時代の仲村さんの心を、レンタルビデオ屋店主じいばぁの言葉が、手渡された「救急機エマージェイソン」の最終回が優しく解きほぐす。辛く苦しい現実や理不尽からの逃避でもあり、乗り切り生き抜く為の糧でもある特撮が、やがて巡りめぐって苦手意識しか持てなくなっていた母と対話する為の起点となる鮮やかな反転が素晴らしい(以下コメ欄に余談)。2016/04/17
けい
17
今回も面白かった〜!ヲタ万歳2016/04/24