ノラガミ（１５）

著者名：あだちとか【著】

講談社（2015/12発売）

• ISBN：9784063714944

内容説明

そう願われ、生まれたがゆえに、敵を討つことしか知らぬ。堂々たる武神、光輝みつる軍神、まつろわぬ荒魂──平らけき世にあって、戦いをこそ本性とする彼らは、自らのありようを…!?　［ご町内神話］神議に兆す大乱の影！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

恵比寿かわいい。たま駅長も登場。シリアスな場面もあるけど、縁結びには笑えた。ひよりの幸せを願わないといけないのに、ヤトはひより縁結びの赤い糸を次々を切りまくりめちゃくちゃに。ひよりの相手はダメンズばかりだった。そこへ現われたタケミカヅチは、祝の器の雪音と自分の神器の黄云をバトルさせるが雪音の余裕勝ち！地上では毘沙門がまた暴走して封印されいた祝に手を出して、術師に挑むなんてめちゃくちゃ。

2018/06/01

[ミュポトワ@猫mode]

ノラガミ 15巻目。なかなかドロドロと暗い展開が本筋では続いていますが、クスリと笑える内容がそこかしこにちりばめられているため、そこまで暗くならない感じで読めます。このギャグエッセンスがないとたぶん、この漫画はもっと暗い漫画になっていたと思います。それなら俺は途中で挫折していると思うの。この漫画は、ホントに良く作りこまれていて、読者に飽きさせない、嫌いにならないようにうまく工夫されているホントにすごい漫画だと思います。それに日本の神様は笑えるようなこといっぱいするしね。笑いがないと神様じゃないよねｗ

2021/12/08

[nyaoko]

祝は葬だなんて、なんて事でしょう。神器同士も、神様同士もみんな不穏で、仲悪くて、せっかくひよりちゃんの事件が終わったのに嫌なムードが満ちてます。神様人気投票だけが面白かったな。チビ恵比寿がとても癒される。そして、ヴィーナを救えるのは一体誰なんだろう。

2015/11/29

[DAIKI@ゆっくり読書中]

『祝』の器。名を賭して主を守った神器が進化する、類い稀なる神の器。だが、過ぎたる幸運は、共に禍をも招く。祝を得んが為に脅威を求める武神。主の為に禁忌を犯す祝の器。『祝（はふり）は葬（はふ）る』。不吉な暗示を示す第15巻。安寧にくすぶる武神の傍らには、またあの娘。雪音と兆麻の関係も修復されないまま、夜ト&毘沙門&タケミカヅチの三武神でまた一波乱起きそう。タケミカヅチの傍にあの娘がいるという事は、これも父様の描くシナリオ？ 怪しげな雲行きの高天ヶ原においての癒しは、あの猫様！ まさかあの猫様が登場するなんて！

2016/04/25

[ソラ]

１４巻からの流れで暴走しつつある毘沙門と兆麻。特に毘沙門に至っては術師に挑むにあたって自分のものを使えないという理由から封印された祝にはまで手を出してしまったわけだし

2015/12/02