ノラガミ（９）

著者名：あだちとか【著】

講談社（2014/02発売）

• ISBN：9784063714029

内容説明

恵比寿（えびす）を救うために黄泉へと赴いた夜ト（やと）が深奥で出会ったのは、黄泉の女王・イザナミ。その面差しは、なぜかひよりに似て……！？　それは甘い罠だった！　夜トは無事に恵比須を連れ、黄泉を脱出できるのか！？　ご町内神話、最高潮！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kanon]

正直恵比寿…他の神や神器や本人が言っている様に、また蘇る事が出来るのだから、最悪な場合、死ぬ事になっても仕方が無いのではないか…と思ってしまっていた。さも当然の様に、当たり前の様に皆語るから、余計そう思ってしまったのだ。でもそんな想いも、結局ただの強がりであり…と言うか当たり前なのだが、死ぬ事なんて怖いに決まっているのだ。だから夜トが本気の言葉で恵比寿を叱った時、何だか自分に罪悪感が芽生えた。だって夜トはこの漫画の始まりの頃からずっと言っていたじゃないか―簡単に死ぬなんて言うな―と。結末が本当に悲しい。

2014/03/16

[ミュポトワ@猫mode]

ノラガミ 9巻目。ダッシュ、ダーッシュ、ダッシュ！って歌が聞こえてきそうなくらいダッシュで読んでおります。こんな高速で読むつもりなかった…面白すぎるからいつもあとちょっとって寝る間を惜しんで読んだ結果です。こんなに没頭する漫画久しぶり。感激しております。っで、今回は表紙が破廉恥ｗＪＫではなけれど、ＪＫの格好をして半裸はまずいんではないでしょうか。少年誌にしては、刺激が強すぎる気がする、わかんないけどｗさて続きの10巻を読みながら、webに日本書紀があるのを教えてもらったので、そちらも見てみようと思います♪

2021/12/03

[ソラ]

恵比寿…。そして夜トはどうなる！？こんなところで終わっちゃ気になって仕方ないじゃん！

2014/01/27

[世界の雨空]

イザナミ、最後のほうは歴史通り怖い…。恵比寿邸に対する天の仕打ちがいくらなんでもひどい。神器がかわいそうだ…。ラストの恵比寿の本音にウルッときました。4コマ、本編とギャップありすぎてww

2015/03/23

[DAIKI@ゆっくり読書中]

レンタル★ 妖を操る言の葉を手に入れる為に冥府へと下る夜トと恵比寿。最奥で彼らを迎え入れたのは、黄泉の女王・イザナミ。イザナミ=誘な女（いざなみ） の解釈が面白い。禊=身削ぎといい、この漫画は面白い解釈をするなぁとしみじみ感じました。見る者によって、見せる（魅せる？）姿を異なるイザナミ神。恵比寿視点から見ると、黄泉比良坂を追い縋って来る女神の姿は、食堂のおばちゃんと思うと、別の意味で怖い(笑) さて、この巻を読んでるあたりで、TVアニメの放送が終わりました。原作がとても面白いので、ぜひ第二期を！

2014/03/26