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内容説明
下ヒ城を手に入れた劉備の下に、曹操と袂を分った陳宮と呂布がやってきた。関羽と張飛の反対を押し切って、義侠の大儀のために陣営に迎え入れたが、一抹の不安が残った。なんと言っても、陳宮である。当代随一の陰謀家陳宮だ。 一方、揚州の袁術の下に身を寄せていた孫策にも機が熟していた。劉ヨウを倒すことを条件に配下とともに呉郡に帰ることを許されることになった。しかし劉ヨウ軍五千、対する孫策軍は百五十。攻めるべきは要害の地に建つ難攻不落の城。途方に暮れていた孫策の前に現れたのは周瑜だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウチケン
2
8巻まできて漸く絵に馴染んできた。今時はやはりゲーム感覚で敵を一騎当千とばかりにバッタバッタと薙ぎ倒さないと読者受けしないのかな?合戦活劇主体なせいなのか、軍師達の弄する策謀が軽んじられているような気がしないでもない。糜竺の登場しない劉備陣営は、ただただ陳宮を要する呂布軍に城を奪われた感が強いし、かと言ってその陳宮の狡猾さも描ききれていない気がする。前巻は呂布が劉備へ降る話で終わったが、今巻では曹操に降る劉備という対比構造になっているところは面白い。2017/02/19
もくもく
1
結局1巻から読み返し・・・・北方三国志は、呂布がやたらに格好良く描写されていたのが印象的でしたが、ここずーっと呂布のターン (^_^)2013/01/07
何事にも全力で
1
陳宮許すまじ…。まぁ、劉備もちょっと人が良すぎるな。呂布は裏切り者というイメージがあったので、「武」という自分の信念を貫いて張飛を見逃した場面はかっこ良かった。さて、まさかの曹操の元に逃げ込む形になった劉備たち。どうなってしまうのか…。2012/10/24