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内容説明
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画家は「崩壊と生成」をテーマに、一年の探究の旅に出た。タイのアユタヤ、インドのジャイプール、イランのペルセポリス、中国のトルファン、北アフリカのサハラ…。「時」と対峙する歴史遺跡や文化遺産は、何を語りかけてきたか。そして朽ちかけた街々、土、砂、大自然の懐にたたずみ、画家は何を考え、何を見出したか。アートよ、人間よ、甦れ!経済とテクノロジーの文明の彼方へ。
目次
プロローグ ざらざら・つるつる
1 タイ-アユタヤ、仏との対話
2 ヴェトナム-こんなに雨続きでは出直そう
3 インド-動物たちのいる風景
4 イラン-古代ペルシャとモンゴルとイスラムの歴史
5 旅の合間-東京で死に出会えるか
6 中国-黄土高原から西域へ
7 北アフリカ-乾燥の風に身をまかせて
エピローグ 流体の相