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内容説明
後漢末の中国、朝廷は修復不可能なほど腐敗していた。宦官や外戚による収賄政治がまかり通り、各地で農民による反乱が起こる。ついに太平道の張角らが信徒を煽動し大規模な一揆を起こす。黄巾の乱である。ここに乱世の幕が開く。性は劉、名は備、字は玄徳。劉備は関羽、張飛と兄弟の契りを交わし、共に群雄が割拠する覇道への一歩を踏み出した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
16
世評高い北方謙三の三国志の漫画化。この１巻を読むと、今のところ普通の三国志と違った所はまだ無い。しかし読みやすくわかりやすい。漫画家の方はてっきり三国志の本場中国の人かと思いきや、韓国の人だった。上手い絵だ。昔のおじさん週刊誌に載っていた劇画のみたいな絵柄だが、合戦シーンは見事だと唸らされる。登場人物の眼球から煙が出るのは馴染めない。しかし桃園の誓いって何と無く良い場面だ。曹操というのは大概悪役で大物だが、孤高の人ではある。友達いなさそうな感じ（笑）。2014/03/31
ウチケン
4
北方謙三の『三国志』、漸く今年になって読み始める。それに併せて、以前から本棚の肥やしとなっていた漫画の方も、購入から6年ののちに開封の儀を済ませるに至る。（初版2011/6/6）小説のまんま展開するかと思いきや、テンポが良いぶん筋立ても変えてある部分もあり、原作とは別物と考えてもよいだろう。桃園の誓いは出来過ぎのエピソードで、白々しくて好きではないが、曹操の登場はふてぶてしさいっぱいでゾクゾクくる。、にしても孫堅、いいんですか？こんなんで。 2017/01/15
CYD
4
北方さんの三国志は途中で読むのを断念しましたが、興味がちょっとあったので購入。読んでみて、「あれ？北方さんの三国志ってこんなんだっけ？」とは思ったけど、三国志のマンガのしては面白いと思う。ただ、予想していたものとずれがある。小説は絵がない分、読む側は受けるイメージが違うのかなぁ。原作が良作なので、蒼天航路を超えるかはこれからの展開しだいだと思う。2011/06/07
何事にも全力で
4
3巻同時発売だがとりあえず1巻だけ買ってきた。読み終えてすぐに続きが読みたくなった。面白い!!なんといっても画が魅力的。帯にもあるがほんとにカッコいい!!戦の場面、馬で駆ける曹操軍の姿は圧巻。2011/05/23
もくもく
3
いや～ 北方・三国志と聞いて思わず手にとってしまいました。2011/09/13
