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内容説明
好きなのに素直になれないもどかしさを乗り越え、佐藤祐樹とついに気持ちを通い合わせた藤井彩。中学3年となった2人は、いよいよ高校受験を迎えることに。甲子園を目指して野球の強豪校への進学を決めている祐樹に対して、彩は自分の進路について迷っている。正直、祐樹とは離れたくない。けれども――。人生の岐路に立って悩みながらも、夢へとはばたく中学生たちの感動物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つきみや
12
彩ちゃん努力家でよき。2020/07/31
ミルクみるく
12
私はこのお話の主人公藤井彩ちゃんの性格は自分ではいやだと言っているけれどとてもすばらしいと思います。みんなが彩ちゃんに集まってきてそしてみんなを笑顔にする・・・とってもすばらしいです。そしていつも妹の彩ちゃん思いの兄率くんは真緒ちゃんに家庭教師を頼んでまで湾岸高校に入学させたがっていたなんてけんかは少ししてもとっても優しくすばらしいと思います。そして今出てきた真緒ちゃん，率君この二人がいたからこそ湾岸高校合格できたのではないのかなー。やっぱり泣いちゃいそうだよシリーズに出てくるみんなとてもすてきです！2011/03/06
さっきぃ
7
彩ちゃん中3編。佐藤がドライすぎる笑。中学生男子なんてそんなもんかな。彩ちゃんの兄の率がほんといい奴すぎて、率の株が急上昇！真緒が付き合う気になったのもわかるなー。今回も楽しかった。2016/08/30
boo
5
中学3年生吹奏楽部部長の藤井彩が主人公のお話。部活に受験に恋愛になんにでも悩みながら進んでいく姿に懐かしさを感じてしまう。「人間はみんな平等だなんて、ウソだな。」何をもって平等とするかだよね。性格も特技も違う。自分の考える理想と現実も違う。中学生の時っていろいろ悩んでたよなぁ。2014/02/25
銀雪
4
率がドアにおでこをぶつけるシーン、笑った。手紙で締める形式も好き。それぞれの受験の結果も良かったと思う。夏目さんの挿絵がなかったのが少し残念。2010/03/06
