集英社コバルト文庫<br> 【シリーズ】上海恋茶館 待ちぼうけのダージリン

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集英社コバルト文庫
【シリーズ】上海恋茶館 待ちぼうけのダージリン

  • 著者名:青木祐子【著】/サカノ景子【イラスト】
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • 集英社(2016/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086016346

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内容説明

大ヒットシリーズ「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」シリーズの青木祐子が贈るエキゾチック・ラブロマン! 二十世紀初頭、上海租界(シャンハイそかい)の英国人屋敷。両親が行方不明になって半年。十六歳のリリアは、保護者(ガーディアン)のフェイに支えられながら、愛する紅茶を淹れる日々をすごしていた。ある日、従兄弟のライオネルが、母国・イギリスへの帰国と結婚を迫ってきた! でも実は、その目的は、ミルドレッド家の莫大な財産で…。家出同然に上海港に辿り着いた日本人青年・楠木龍之介は、リリアの恋人役を引き受ける事になり…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダージリン

21
リリアが見かけどおりのお嬢様でなくて、なかなか良い♪ 龍之介も訳ありみたいで、なおかつ格好いいです。でも最強はフェイかな(笑)。先が楽しみな(そして紅茶が飲みたくなる)シリーズですね♪ 2012/05/03

みちゃ

14
上海恋茶館1作目 淡い金髪に青の瞳、ミルドレッド商会令嬢の16才のリリアは茶を嗜み、租界の宝と言われている美少女。そこに現れる父方の従兄弟ライオネルは、英国本国が全て第一の英国紳士。家柄を鼻にかけ、東洋で育った垢抜けないイギリス娘は嬉々として自分に従うだろうと上から目線でやって来る。行方不明となった両親を待ち上海から離れるつもりのない彼女は、婚約の履行と帰国を迫るライオネルを断るために東洋人の恋人をお披露目するが…→2012/04/30

ゆり

10
色々謎めいた独特の雰囲気のお話でした。リリアは本当にお嬢様で美少女……(笑)。ただただ無邪気な女の子かと思いきや最後の方ではけっこうしたたかで、それが良かったかな。龍之介の日本での過去話が気になります。ライオネルは良くも悪くも世間知らずのおぼっちゃまで、周囲にもてあそばれ続ける姿にだんだん気の毒になってきました(笑)。ウエルビーが何気に好きでした。しっとり雰囲気あるきれいな文章は、さすが青木先生。2012/05/01

つぶあん派

8
リリアはとてもかわいらしくて、ふわふわした世間を知らないお嬢様かとおもいきや、そうでもない。上海で生きてきただけあるんだなぁ、と上海をよくは知らないのになぜか納得してしまった。読んでいると紅茶が飲みたくなる。ただ、紅茶について詳しいわけではないからライオネルの失敗に自分までひやっとした。ヒーローの龍之介も出来る男でかっこいいが、リリアのガーディアンであるフェイもかっこいい。女性だが、龍之介には強敵になりそうで、救出シーン後半では腹を抱えて笑ってしまった。続きが楽しみだ。2012/09/04

ゆん

8
描写として「淑女」として表記されるのに惑わされるとえらい目に会う…と言う感じの主人公。確かに、両親が疾走して一人取り残された資産家の娘として、色んな事があっただろうとは思ったけど、前半部分に特に描写が無くすっかり忘れておりました。そういう意味で、どんでん返し的な結末だったけど、楽しく読めたかな。両親の失踪、フェイの謎、龍之介の事情、これだけ振りまいたんだから、次はもっと楽しめるに違いない。2012/08/31

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