講談社青い鳥文庫 ひとりじゃないよ 泣いちゃいそうだよ（４）

著者名：小林深雪【著】/牧村久実【絵】

講談社（2015/07発売）

• ISBN：9784061487727

内容説明

第一志望の湾岸高校に見事合格。ずっと憧れていた広瀬と両思いになれて、そのうえ同じ高校に通えるなんて！ 小川凛は嬉しくて楽しくて最高の気分で、中学生最後の春休みを満喫中。そんなある日、後輩の静音から突然電話がかかってきた。なにか相談があるみたいなんだけれど、凛は広瀬との約束に夢中なあまりに、それどころじゃない。そしてそのことがひとつの事件のきっかけになる……！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミルクみるく]

今回はいじめに対するお話でした。静音ちゃんがこんなにいやな思いをしていたなんて・・・と思って凜ちゃんといっしょで泣きたくなりました。そしてぎりぎり助けられたときとってもホットして良かったーーと思ったとき広瀬君のおじいちゃんが亡くなってしまうなんて寂しすぎます。でもいじめでこんなことになると言うことも分かったしとても友だちや仲間は大切なんだなーーと改めて思いました。このシリーズはとても友情を大切にし恋愛物語でもありとてもいい話だと思います。このシリーズどんどん読んでいきたいです！

2010/10/16

[星野]

思ってたより、重い巻だった…。いじめを扱うとか、著者は初めてじゃないか？と思いきや…そうかぁ、なるほど。昔から読者を本当に大切にする作家さんだなぁ。あとがき合わせて一冊、という感じ。

2014/01/28

[つきみや]

今回は少しシリアスでしたね。

2020/06/23

[sawa＠てゃん໒꒱· ﾟ]

感動っ・・・（涙）（涙）（涙）

2016/08/03

★★★☆☆　広瀬とのいちゃいちゃが微笑ましい序盤からいじめを題材に話が進んでいくのは少し驚いた。電話を切っちゃった時はあちゃーと思ったけど、実際中学生の恋する女の子は自分の幸せでいっぱいいっぱいでそこまで気が回らないよなぁと思ったり、静音ちゃんを探しに行く凛への広瀬の反応に驚いたと同時にちょっとガッカリ。まぁ、広瀬もまだまだ中学生なんだよね。これからの二人の成長が楽しみ

2010/12/29