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内容説明
小川凛は小学6年生。クラス替えで新しくクラスメイトになった向井くんがさっそくくせ毛をからかってきた。「すげえ、もじゃもじゃ!」。もう、なれっこになっているけれど、やっぱり傷つく。悪ガキの杉田くんもしつこくちょっかいをだしてくるし、同じクラスになると、苦手な人とも毎日顔を合わせなくちゃならない……。友達関係は難しい。「泣いちゃいそうだよ」シリーズ待望の小学生編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミルクみるく
12
泣いちゃいそうだよシリーズ初めての小学校六年生の物語は三人の子の物語でした。凜ちゃんはあまり言い返さないけどとてもおもしろくて優しくていじめられている女の子,葵ちゃんはとても頭が良くて足もとても速くて優秀で頭にきたときはおこるしっかり者タイプ,そして水月ちゃんは小さなことでも悪いことがあればしっかり言ってくれる頼りになるタイプです。こんなに見た目も心も違う三人はとっても思いやりを持っている子でとっても仲がよいです!こんな友達はとってもいいなと思いました。2010/12/09
piyちゃん♡
6
私はクラス内で発言せず、ずっと本を読んでいて目立たない性格なので、強い葵ちゃんが羨ましいです。 向井くんは最後結局どうなったんだろう… 杉田くんがいいこだって分かってよかったね。2021/12/23
boo
5
【一人小林深雪祭り中w】小川凛ちゃんの小学生時代。これは小学校高学年の女の子に読んでもらいたいな。友情って悩むんだよね。なぜかグループを作りたがるし…「わたしに魔法が使えたら」の葵ちゃん、「天使が味方についている」の水月ちゃんとの友情を中心に描かれています。「大人への階段step2」に出てきた向井くんも!!続けて読むからこそ覚えている人のつながりが見えてきました。2014/03/24
さっきぃ
4
凛ちゃんの小学生編。葵や水月が出てきて、葵って優秀なんだ!ってことにびっくりした。なんだかそんなイメージがなかった。飼育員の無責任でウサギが死んじゃったのは悲しかった。メールひとつで簡単にバイトやめたり、いるいるって思わずうなずいてしまう。イジメとか、まさに現代のいろいろな問題が描かれていた。水月も凛ちゃんも強くて優しい。葵も。イジメっこの杉田にもいい面があることを書ける深雪先生さすがだと思った。2016/09/02
銀雪
4
すごく読みやすくておもしろかった。扱っているテーマもいい。水月や葵についても、今までの設定がうまく生きていて良かった。個人的に萌の挿絵がすごくツボ。関係ないけど、この本に出てくる登場人物のうち、3人がうちの家族と同名。すごく親近感が湧いた。2010/10/29