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内容説明
生者を描けば魂を奪い、死者を描けば甦らせる……!? 稀代の絵師が描く肖像画にまつわる感動のドラマ! 今回は双子の姉を亡くしたという女性が、姉の絵を描いて欲しいとやって来る。姉の魂を絵に閉じ込めたいと願う彼女の本心は──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
36
2016年に4巻まで読了していたのですが3巻のみレビューが無い。最初の一巻から再読。レビューは当然「若い時の方が冴えている・・はず」と抜けている3巻目を。なんでこんな男前の兄さん登場やねん。それでなくても英二郎はイケメンやしお付きのホトガラ屋さんやお坊さんも脇役っぽい顔立ちで(#^.^#)。親子関係に双子とまぁ厄介な感情に振り回されている英二朗さんですが、紙芝居屋さんになるとは思いもしなかったようですが・・どの絵もいい表情されてますよね。2022/12/25
ななこ
27
読み進めるのが勿体なくて、じっくり噛みしめながら読みました。本当にどれも良いお話で、巻を追う毎にどんどん面白くなっていきますね。最後の『タソガレのシシャ』が特に良かったな。何とも切ない紙芝居。黄昏時、明るい笑顔で微笑んでいる娘の姿が見えたのだろうか。あと英二郎には、紙芝居屋の素質がないことは分かった(笑)依頼人に近づきすぎず、でも少しだけ離れた所からしっかり見守っていてくれる英二郎の立ち位置が好き。次巻の発売が楽しみです!2016/02/11
瀧ながれ
25
死者を想って、生者がほろほろと涙する第3巻。菅沼によく似たお兄さんが登場したり(性格はずっと社交的の様子)、襖に描かれた花に囲まれた天女の絵とか、菅沼個人の謎が明かされるような、さらに深まるような一冊でした。最後の、娘を火事で亡くしたために別れてしまった夫婦の話が、いちばん切なかったなあ。空きページのおまけも楽しくて、「おくにことば」のやつは、たぶんほんとにこんな感じだと思う(笑)。2015/06/12
ネムコ
24
本屋でラスト一冊をGET! ちょっと嬉しい(#^.^#) 腹違いのお兄さんがいい味出してました。良い人だなぁ。英二郎がグレきらなかったのは、こういう優しい人たちが周囲にいたからなんですね。最後の紙芝居のお話がインパクトあったなぁ。2015/06/05
sachi
23
もうすっかりハマってます。『マッチ売りの少女』が好きだった。ちょっとホロリときた。『タソガレのシシャ』もよかった。「怪奇!!ヌエ仮面事件帳」気になります(笑)逢魔が時の紙芝居屋さん…いいなぁ。子どもの頃偶に近所の公園に紙芝居屋さん来てたなぁ。水飴とか懐かしい。最近でもあるのかな。景津さんの胡散臭さが素敵。俊一郎さんの曲者ぶりも。次巻も楽しみ。2015/06/05