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内容説明
生者の魂を吸い取り、死者を蘇らせると噂される“ (ぬえ)の絵師”。子供の頃、自分の代わりに母の無事を確認しに出たまま帰らぬ人となった家政婦さんの絵をという依頼。英二郎に吐露する悔いや思いが肖像画になり、依頼者の心を癒やしていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
43
新刊が待ち遠しいな!2022/08/13
はつばあば
40
死者との再会を望む人達の依頼を受けてきた英二郎に、英二郎自身の絵ができてきた。幸子と幸子の娘のるり子が出会った絵が・・幸せそうな絵が描けたのに、時代は昭和16年12月8日に近づいていく。人の死を大量生産して・・産めや増やせやと尻を叩いて、人は皆中産階級と煽て、馬車馬のように働かせ老後は安心だよと・・今じゃ年寄が多すぎて、保育園や幼稚園よりも老人ホームの方が多い。廃校も増えたなぁ。この「ヌエの絵師」どこへ行くのだろう・・。2022/12/26
ネムコ
35
鵺の絵師・菅沼英二郎と山口幸子の間に何があったのか、彼女の死の真相がついに語られる。英二郎も様々な出会いを経験して、ようやく彼女を故人として昇華する準備ができたようだ。しかし世の中は益々キナ臭く、着実に戦争の足音が近づいていた。思ったより、がっつり史実に沿って戦争のことも描いてゆくようで、楽しみ半分、不安半分です。2022/06/24
へへろ~本舗
7
それぞれの道を歩み始めた人々…だが、戦争の足音もどんどん近づいてきた。2022/06/20
夏月
5
やっと一歩前に進んだのに、時代が。やるせない2022/07/16