ジャンプコミックスDIGITAL 火ノ丸相撲 4

著者名：川田【著】

集英社（2015/04発売）

• ISBN：9784088803340

内容説明

禁を破り試合へ出場した久世草介が、圧倒的な実力で大会を席巻…！　一躍、優勝候補として名乗りを上げる。その久世と対戦する五條は、空手で培った得意の突き押しで勝機を見出せるか…!?　関東新人大会編、決着!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[流言]

横綱の正当後継者・久世草介。敗北の絶望感が凄まじく、この漫画が何巻続いたとしても鬼丸が草薙を破る光景をうまくイメージできない。『これ以上何を頑張れば潮は久世に勝たせてもらえるんだ…？』という部長の独白がそのままあてはまる思いだった。久世に『経験が浅い』とか『相手を壊した過去』といったもっともらしいアキレス腱を作ることはできたのに、それをわざわざ提示した上で否定し、金城鉄壁の強さを描くことに作者の真摯さを感じる。そして間をあけずに『監督』登場。タイトル通りに火の玉のように熱く燃える人生が詰まった漫画である。

2015/07/06

[exsoy]

ああ無常…体格差は如何ともし難い…

2015/09/22

[たべもも]

火ノ丸対久世戦。ｱﾂい、ｱﾂ過ぎる!!こっちまで血管ﾌﾞﾁ切れそうでした。佑真ももうｽﾎﾟｰﾂﾏﾝの意識を持つようになって嬉しいな。新ｷｬﾗ桐仁を加えたﾀﾞﾁ高相撲部、早く続き読みたいです。

2015/05/10

[糸車]

自分には人の目も気にならない様な、歯を食いしばって自分を費やす様なものがなにもない。ないから焦る。五條の妹のセリフですが、深い。どこまでも真摯に相撲に向き合う彼らが尊い。感動で涙うるうる。

2015/09/13

[トラシショウ。]

積読消化。眠りから覚めた獅子の子・久世草介が猛威を奮う、関東新人大会での日の丸との激突の行方。大和国親方夫人(久世ママン)が傑物親子の母に似つかわしくないテンパり系ドジっ子キャラで面白い、親方そこに惚れたのかしら(笑)。どうあっても負けられない日の丸の意地と、横綱の遺伝子を継ぐ者としての矜持を背負う草介の取り組みは、本作には珍しい過剰な演出、表現(大蛇と鬼の見開きのインパクトは抜群)まで駆使して描かれる、現時点で頂点同士のぶつかり合いに相応しい盛り上げが素晴らしい。これを糧に出来るか(以下コメ欄にて)。

2015/05/07