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内容説明
中世ペルシア語からアラビア語に訳された説話をもとに,各地の説話を糾合して16世紀のカイロで編まれたアラビア語文学の傑作。アラビア語原典からの完訳版。第4巻は,第58夜から第106夜,「オマル・ブヌ・アン・ヌウマーン王とそのふたりの御子シャルカーンとダウール・マカーン,そしてこの人たちに起こった驚異・珍奇な物語」(続き)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さわな
1
前巻から始まったオマル・ブヌ・アン・ヌウマーン王と子供たちの話は今巻では終わらず、次巻にも続くらしい。 妹と子供作っちゃったわりにさらっと誤魔化して流したな、長男……とか。 あれだけ弟を警戒してたのにいざ父王が死んだらあっさり王位を弟に譲ったな、長男……とか。 長男へのツッコミが止まらない。 あと大臣ダンダーンが何回出てきても大臣ダンダダーンって読んじゃって笑ってしまう。 帝王学的な話は一部の読者に退屈かもって作者は言ってるけどシェヘラザードの話を聞いてた王様は退屈しなかったのだろうか。疑問。2023/12/14
saori
1
こんかいは、おわりから、はじめまで、ひとつのものがたりだった。とちゅうの講義のぶぶんが、よむのが、たいへんだった。2014/02/27
shin
0
まがつびの媼の謀りがつぎつぎとなされるのが見ていて痛烈だった。解説でも指摘されていたが、美女がイスラムの教えを進講するところが分かりづらかった。2014/08/25
凪
0
イスラムから見たキリスト教徒の描かれ方が興味深いです。とりあえず、まがつびの媼の極悪ぶりが半端ない…2014/04/12