デビルズライン（３）

著者名：花田陵【著】

講談社（2014/08発売）

• ISBN：9784063883633

内容説明

愛するゆえに近づけない安斎（あんざい）、愛するゆえに近づきたいつかさ。微妙にすれ違う二人の気持ち。そして深まる安斎の過去を巡る謎。一方、鬼のせん滅を目論む組織に狙われた、一人の鬼の運命は…?　ヒトと吸血鬼、本当の「鬼」は、どっちだ――。鮮烈なるダークファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[みっちゃん]

今度の表紙はﾊﾝｽ！でも本名じゃなかったのね〜｢ﾊｲﾌﾞﾘｯﾄﾞ出産計画｣や｢光の子どもと闇の子ども｣早く意味が知りたい語句も出てきました。一緒に掲載紙の最新号も買ってきたのですが、例の組織がこんなに警察の内部に入り込んでいたとは!?と驚き！時系列が第1話の直前という設定の特別編が良いですなあ。しかし｢お前みたいにｳｼﾞｳｼﾞ悩んだりしないぞ俺は｣安斎さん、この後ｳｼﾞｳｼﾞしっぱなしになるんですね〜(^_^;)4コマ漫画にも笑わせてもらいました♪

2014/08/26

[あっちゃん]

沢崎さん大丈夫かな…。なんか死亡フラグが立ってる気が…。そしてハンスと安斎さんのコンビっていいですね。今後２人で行動することが多くなりそう。というか、安斎さんとハンスの正確を足して２で割ればすごくちょうど良いと思うのですが(笑)安斎さん、もう少し本能のまま生きてもいいんじゃないか…。　そしてカバー下の酔ってフニャフニャしてる安斎さんに悶えた。

2014/12/05

[とも*]

自分の変化が信用出来ないので離れようとする安斎と、問題があるなら一緒に解決して行きたくて傍に居たいつかさとのおもいがせつないなー ハンスと安斎の過去が現れて来てどうして半吸血鬼が居るのかとか真実が辛そうな雰囲気だけれど安斎とつかさの不器用さがいいので恋愛成就して欲しいな。

2015/01/24

[流之助]

李ハンス表紙。なんかキャラクター的にかなり好みなんだけど、私が推すキャラクターって死ぬんだよなぁ……。とはいえ、今巻で無料分は終了。かなりかなり続きが気になる。種族の特性が悪なのか、その人個々人の性質に問題があるのか。どちらにも同じだけ言い分があるんだろうけれど、悪質なのは後者のように感じる。あとは、とにかくつかさと安斎の付かず離れずな関係にやきもき。お互い好きなのにねえ。

2019/10/22

[つたもみじ]

吸血鬼、ハイブリッド、鬼を殲滅せんとする組織。色々と情報が出てきた第三巻。更に安斎の過去、父親、ハンスの過去、光の子どもと闇の子ども。更に謎は深まった感じ。鬼の殲滅を目論む組織…前作で捨て駒として扱われた人物が突き落とされる場面を目撃し、組織に狙われた鬼…って、おりょう、アンタかｗ 吸血鬼にとって、情勢はきな臭くなって参りました。安斎とつかさの恋の行方は、互いに愛するが故に微妙にすれ違い。特別編の短篇では、吸血鬼の駅員・中村と安斎との出会いと、ちょっとした事故。憧れの人を傷つけなくて良かったな、中村。

2016/03/31