内容説明
越前大野藩主松平直良は、国帰りの折、高齢(七十四歳)から病いに伏し、帰府が遅れていた。延宝五年(一六七七)十一月、病い癒えた直良の将軍拝謁の日。藩御耳役の落合勘兵衛は、江戸留守居役の松田与左衛門から、逼迫した藩財政の現状を聞かされた。飛び領地の不正と、新銅山開発投資が主因──と。やがて藩滅亡の新たな危機が……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Abercrombie
2
史実<松枝主馬・江戸京橋の敵討>事件の裏に主人公がいた!? メインストーリーにまったく関係ない、めちゃくちゃ嘘くさい話で繋ぐ第17巻。<越後騒動>にはまだ間があり何もネタがなかったんだろうなあ。ああ、ついに大殿・直良が亡くなり、直明の時代になってしまう。まったく安心材料がない…。2018/11/16
ひさか
2
17巻め。小ネタが続く巻で、わくわく感が少なく、退屈しました。タイトルも意味深な割に、内容にそぐわないです。次巻に期待。2013/11/10
goodchoice
1
勘兵衛も落ち着いてしまい、読んでいてダレる。もっとアクティブな内容を期待したい。2013/11/12
さらちゃん
0
いよいよ代替わり。めでたいことと哀しいこと。 なんかメリハリない。 星二つ2018/04/30