二見時代小説文庫 報復の峠 無茶の勘兵衛日月録７

著者名：浅黄斑

二見書房（2011/10発売）

• ISBN：9784576090900

内容説明

大野藩次期後継直明の不行跡に端を発する陰謀は、着々と進行しつつあった。その中心に幕府大老酒井忠清があり、越後高田、越前福井の両藩が実行役として牙を剥き始めた……。一方、耳役として江戸在勤の落合勘兵衛に、不吉な一報がもたらされた。勘兵衛を討つ、と富田流小太刀の名手丹生文左衛門父子が大野藩を脱藩したのである。

感想・レビュー

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[やま]

無茶の勘兵衛の活躍の物語です。時は、延宝三年(1675)。剣の遣い手である落合勘兵衛20才は、越前大野藩五万石の御耳役である。家禄百石。勘兵衛の上司である江戸留守居役の松田与左衛門吉勝との関係。大野藩の若君の松平直明(なおあきら)の問題。忍び目付である伊賀者の服部源次右衛門は、福井松平家にある伊賀者の首魁である千賀地采女盛光との関係を打開すべく、ある誓約書を福井松平家内にばらまく。

2024/08/27

[Abercrombie]

今回は完全に主人公側のターン。いろんな問題の目途が一気につく。日高老人、いろんなとこに都合良く身内がいる問題発生 (゜ロ゜)

2018/10/12

[さらちゃん]

どんどん世界が広がる。 テレビドラマ化しなかったのは、なぜ？ 星３つ

2018/04/08