二見時代小説文庫<br> 火蛾の舞 無茶の勘兵衛日月録2

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二見時代小説文庫
火蛾の舞 無茶の勘兵衛日月録2

  • 著者名:浅黄斑
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2011/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576061771

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内容説明

“山路亥之助を討て”江戸に着くやいなや「無茶勘」こと落合勘兵衛に下されたこれが秘命であった。親友で、次期藩主松平直明の小姓頭である伊波利三によれば、これは上意討ちではなく若君直々の密殺令であるという。山路は先の銅山不正事件で目付けを斬り大野藩を逃亡した男である。なぜ自分が? 政事の暗部が静かに勘兵衛を呑み込みはじめた……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

67
徳川家康の孫で越前大野藩五万石の藩主・松平直良に仕える御供番百石、落合勘兵衛の活躍の物語です。落合勘兵衛は、若君の松平直明の命で越前大野から江戸へ出てくる。勘兵衛は、江戸屋敷の留守居役・松田与左衛門のはからいで、形上は藩主・松平直良の御供番として勤めることとなるが。実際は、大野で銅山の不正をして逃げた郡奉行山路帯刀の息子・亥之助を斬る密命が若君から下される。勘兵衛は、大和郡山十五万石を分割した本多家に亥之助が隠れていることを知り探し出す。→2022/11/06

さらちゃん

3
あと2、3冊呼んで、考えよう。 星3つ2018/03/10

Abercrombie

2
○ 主人公が江戸に出てきてしまった。因縁の山路亥之助を行方を追ううち巻き込まれた、大和l郡山藩の内紛がめっちゃめんどくさい。でも、その最中で知り合う、本多家家老の用人や料理屋の女将、割元(口入屋)の主人らがなかなか魅力的。2018/09/11

nyaboko

2
非常に丁寧にお話が書かれてて、町の地図が事細かに「言葉」で説明されてる好感度高い本。だが、個人的には地図を載せて欲しいwww 無茶の勘兵衛と題してるけど、特に無茶もせずに辛抱強く、されど親しみやすい人間味ある主人公に描かれてる。優秀なんだけど発展途上という面がしっかり出ていて微笑ましい。そんな彼があれよあれよと陰謀に巻き込まれながらも、どこか蚊帳の外www なんだろう、過去のイケメン青年侍とはちょっと違うけど、親近感湧く主人公で私は好きだな。続きが楽しみ。2012/05/31

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