内容説明
周防国(すおうのくに)で何者かに毒を盛られて倒れた真田俊介。辛くも一命を取り留めたが、なんと目が見えなくなってしまった。名医の噂を聞いた一行は岡山に入り、俊介は目の治療を受け始める。ここ岡山では藩主池田内蔵頭(くらのかみ)の命をつけ狙う者が暗躍し、池田家秘蔵の名刀大包平(おおかねひら)が盗まれるなど不穏な動きが。名医参啓も何者かに襲われ、深傷(ふかで)を負ってしまう。好漢俊介、目は見えずとも、悪を斬る!傑作廻国活劇第七巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
58
若殿八方破れ「岡山の闇烏」7巻。 忠臣辰之助の仇討旅から始まった若殿八方破れ、木曽・姫路・安芸・久留米・萩・岡山と常に敵似鳥幹之丞の影がある中新たな事件が絡むが、俊介と良美 弥八と勝江の関係がどう進展するのか、毒を盛られ目が見えなくなった俊介は、気にかかる事ばかり早く次巻を待ち遠しい。2014/06/26
rakim
10
今回は俊介若殿の快復が主。つなぎの巻のような感じがしました。傍役の出番が少し減ったのでテンポが緩んだようにも・・・2013/10/21
わたしは元気
6
次々に降りかかる危機。 すきっと解決して、頼もしい若殿。 読み易くて、楽しい。2022/05/15
とく たま
5
前巻は毒を盛られて気を失ったところで終わってたね。俊介の治療にあたる医師と岡山城主の思いゆえに、それぞれに命を狙われる事件もあり、病を抱え刺客に狙われながらそれぞれに活躍する俊介!痛快!弥八すっごい。。けど刺客の棒術に?!そして、それぞれの刺客のプロフィールが相変わらず切なく、それがとても心揺さぶる。また騒動を通して、そのたびに民の幸せのためにはと考える俊介が好もしい。さて江戸まではまだ遠い。2017/03/26
あかんべ
4
眼のため俊介の活躍は地味だった。江戸での父親の病気の様子や、江戸家老の暗躍などが同時進行で書かれていたら、もっとはらはらしたろうに、残念。2013/11/03
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