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内容説明
【科学は進化を遂げた。人類はいつだ？】
予告状通り総合美術館に現れた怪盗ルーザー！ アンドロイドのミラとコンビを組んだ不正コイルの“回収屋”マブチ・キョーマは厳戒警備の中でルーザーと対峙を果たす。だが、彼は何故かマブチの経歴と過去の因縁を知っていた。怪盗ルーザーの狙う「白と黒の翼を持った天使像」には如何なる秘密が隠されているのか……？ 新次元『Ｗ』とコイルが織り成すプログレッシブＳＦ!!
(C)2012 YUJI IWAHARA
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
41
近未来型ローファンタジーの、さらにオーバーテクノロジー。この設定だけでワクワク感をかき立てる。無頼漢のリョーマとあざとくもマジメなミラのキャラも魅力的で”ナンバーズ”というキーワードもいい具合に子供心をくすぐる。やり過ぎなくらいに人間らしいミラに愛着が持てるようになった来た頃合いに、ごろりともげた首を抱える姿にはインパクトがあった。少年少女のエピソードはどんなに技術が進んでも罪を犯すのは矮小な人間、という内容だったが単になあなあいい話っぽく終わらせず、大臣の首まで話を押し進めたのは意外な上質さだった。2014/01/02
kanon
28
面白いなあ。これも確実にアニメ化するだろうなあ。ルーザー、使い捨てキャラかと思ったらまだまだ引きずりそうだね！ルーザーも話の軸に必要になるのかな。物語の展開も本当に素晴らしくて、魅せてくれる。絵でも話でも。絵が上手いだけじゃなくて、その絵の上手な使い方をちゃんと著者は分かってる。どかん！と大きなコマにするべきところはちゃんと大きくしてくるし！ミラの首がとれてるシーンなんて凄い。見開き使っちゃうから。でも勿体無い使い方だとも思わない。まず書き込みも凄いしね。本当に余白を使えない人たちに見習ってほしい。2013/09/12
オタヲイ
23
1巻よりかはペースダウンしてるかなと思いきやいらぬお世話でした(笑)。面白さがさらに増し謎も増えてきましたね。ミラの生首シーンは迫力がありちょっとビックリ。キョーマとミラは何だかんだでうまく行っているの良し！次巻は1月25日発売なので待ち遠しい！2012/12/18
異世界西郷さん
21
この漫画の良さは、女の子が可愛いだけではなく男キャラも格好いいところなのではないかと思います。キョーマもそうですが、ルーザーもなかなかに影のある感じで魅力的なのではないでしょうか。File.10からのくだりはアニメ版と結構違うのですね。技術の発達による利便性の向上と管理社会と法の抜け穴。ある意味、なかなか人間味のあるストーリー展開で考えさせられてしまいます。ミラも子供たちも助かってよかったですね。2016/04/11
よねはら
17
ルーザーはなかなか紳士な奴ですね。名前の分からない息子さん共々、再登場するのが楽しみです。スコアが全てという考え方は受け入れがたいものですが、このご時世ですからこうなる可能性もあるのかもしれません。2012/09/28
