灰の中の悪魔 - 長編ユーモア・ミステリー

著者名：赤川次郎

光文社（2012/06発売）

• ISBN：9784334749675
• NDC分類：913.6

内容説明

バレー部のエース・矢吹由利子（やぶきゆりこ）、役者志願の桑田旭子（くわたあきこ）、富豪の令嬢・弘野香子（ひろのきょうこ）。花園学園（はなぞのがくえん）に通う３人組は、それぞれ一芸持った高校２年生。学園で起こった脅迫事件。香子が犯人と疑われ、思い詰めた同級生から襲われる。由利子も、バレー部キャプテンから「何者からか脅迫されている」と相談が……。三人組が真相究明に乗り出す。傑作シリーズ第１弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[セウテス]

〔再読〕悪魔シリーズ1作目。花園学園の仲良し三人組、運動万能の由利子、役者志願の旭子、富豪の令嬢香子は、それぞれに一芸を持った高校二年生です。ある日突然、平和だった学園に脅迫事件が起こります。三人は協力しあって、事件を解決しようと動き出します。このシリーズは、ちょっとあり得ない三人組の、ちょっとあり得ない大活躍を楽しむ作品です。登場人物たちは、いい人も悪い人も不幸になってしまう人もいますが、みんなそれぞれに自分の思いを言葉や行動で伝えようとします。それがなんだか清々しい。元気を貰える作品だと思います。

2014/11/12

[Penguin]

悪魔ｼﾘｰｽﾞ第１弾。女子高生トリオの学園ミステリーかと思ったら、意外とおっきいミステリーでびっくり…o(ﾟ◇ﾟ)o… 20年以上前の作品だし、話しのスケールは大きすぎる位だったけど、キャラがたってて面白い♪ サクサクと読み進められるのも魅力。他も読んでみよう！

2012/01/04

[退院した雨巫女。]

《母‐図書館》【再読】いいなあ。みんな年をとらずに確か出会った時は、同い年ぐらいだったのに…。今じゃ、お母さんぐらい年が、違うよ。(-_-;)久しぶりに面白かった。

2012/03/01

[カズ]

女子高生トリオが難問を解決！ってあったように、個性的な女子高生がでてくるけども、1名除いては、ちょっと、食い意地ありすぎ！明らかに、怪しすぎりケーキを疑いながらも空腹に負けて食べて、捕まってしまうし…これは酷すぎるだろ、赤川次郎！と思いながらも、笑ってしまったねｌ内容的には、少々物足りない感じだったけども、ユーモアミステリーなら、これぐらいがいいのかもね。

2011/07/01

[くろねこ]

ふと読みたくなって検索したら、カバーイラストが可愛くなってたから続きからじゃなくてシリーズ全巻大人買い♡ 懐かしい。。赤川作品だったらこのシリーズか『三姉妹探偵団シリーズ』がやっぱり好きだなぁ。。内容はすごい昔だしやっぱ大半は忘れてたけど、香子がヘリで登場するとこは記憶にあった(´ー｀)　わたしの中でこのなんでもアリな香子のお嬢加減がシリーズ最大の魅力♡

2017/08/27