黒いペンの悪魔 - 長編ユーモア・ミステリー

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黒いペンの悪魔 - 長編ユーモア・ミステリー

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2012/06発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334749859
  • NDC分類:913.6

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内容説明

「キャーッ!」鋭い叫び声に、由利子(ゆりこ)、旭子(あきこ)、香子(きょうこ)の3人が素早く動き、自殺を図った美里(みさと)の一命を取りとめた。ボーイフレンドの滝田(たきた)から送られた一通の手紙が彼女をそこまで追い込んだのだ。だが、彼は、そんな手紙を書いた憶(おぼ)えは一切ないと言う。放火未遂、殺人……。事件にあわせて舞い込む手紙は、すべて黒インクで書かれていた。凶音を配達する犯人の狙いは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

48
〔再読〕悪魔シリーズ第三弾。自殺をしようとした友人の美里を、居合わせた三人組は救う事となった。恋人からの手紙が原因と分かり、三人組は彼氏の滝田を問い詰めるが、手紙は本人が書いたものでは無かった。更に放火未遂や殺人と次々起こる事件に、黒いペンで書かれた手紙が届けられていた。三人は手紙を書いた、黒いペンの悪魔の捜索を始める。いつもの女子高生三人が、卑劣な犯罪に協力仕合って立ち向かう、そんなアホな話なのだが何せ楽しくなる。フワッと軽い文章に、登場人物たちが兎に角生き生きとしていて、いつの間にか元気を貰っている。2015/01/25

白雪ちょこ

22
今回も面白かった。 由利子、旭子、香子の3人組+今回は由利子の妹、真由子も加わった4人組として活躍。 黒いペンで書かれた手紙を筆頭に、様々な事件が繰り広げられていく。 まるで、悪魔に操られているかのように。 犯人は分かっていながらも、証拠や動機が明確ではないといわれた、新鮮な形で繰り広げられており、最後は悲しいながらも香子の「私たちは幸せな家庭で育ったからですわ」の言葉は本当に心に響く。 愛しい人を守り抜いた静代さんの、最期の姿にも、由利子達同様、思わず胸がグッと熱くなり涙が流れた。2023/10/05

梅みかん

5
殺されてしまった二人が恋に一区切りつけて、前を向こうとしていたところどったので、それらの場面では登場人物に感情移入して悲しくなりました。 それでも、主役の三人と真由子が賑やかにそして大胆に犯人を見つける様は爽快で、またしても一気読みしました。2015/05/14

coco夏ko10角

5
今回は犯人候補が少なく、真相は結構ストレート。文章が軽く雰囲気が明るいのでついスルーしてしまうが、何気に主要人物達が殺人未遂をちょいちょい。2013/04/25

みなぎ

5
赤川次郎の読みやすさは驚異的。由利子、旭子、香子の女子高生3人組がにぎやかで楽しかった。軽く読んでしまったけど、起こってる事件は結構怖い。2011/09/19

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