内容説明
花園学園の創立記念日と合わせ3連休となった週末。由利子(ゆりこ)、旭子(あきこ)、香子(きょうこ)と由利子の妹・真由子(まゆこ)の4人は軽井沢へ。香子の別荘に着くと、常駐しているはずの管理人・千恵の姿が見当たらない。翌朝、庭に埋められている彼女を発見! 一命はとりとめたものの、さらなる魔の手が……。千恵の命を執拗に狙う犯人の正体は!? 華麗な女子高生たちが活躍する人気シリーズ第6弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
63
〔再読〕悪魔シリーズ第6弾。いつもの3人組と由利子の妹真由子は、軽井沢に在る香子の別荘へ休日を過ごしにやって来た。到着してみると、管理人千恵の姿が無い。翌朝、庭に埋められている千恵を発見、一命はとりとめるのだが犯人は執拗に狙ってくる。何時もながら、シンプルで解りやすい展開はミステリの初歩作品としてホッとする。個性豊かな3人の特徴を活かし、犯人に迫っていく流れはスピード感在り人生観在りで、アッという間に愉しく読める。意外性に驚くのも良いけれど、彼女達と一緒に的確に犯人に辿り着く、ミステリの基本は気持ち良い。2017/05/19
雨巫女。@新潮部
11
《母‐図書館》やさしい悪魔と闘う三人組。いいなあ年とらなくて!2012/09/12
くろねこ
9
相変わらずサクッと、集中しちゃえば1時間とかで読めるくらいホント読みやすい♬ 相変わらず事件の規模をやたらと大きくしがちな傾向ありだけど、その破天荒具合が好き?2018/07/28
coco夏ko10角
5
今回はいつも以上に人物が詰め込まれてたなぁ。真由子に初恋(?)が訪れたのが淡いけど、相手が相手なので寂しいね。2013/05/12
くらげ@
3
(☆☆☆)連休を利用して訪れた香子の別荘で管理人が埋められていたのを発見する。その後起こるさまざまな事件。まあこのメンバーがいればいつも事件ですが(笑)。これが次からのヨーロッパ旅行につながっていたきっかけだったとは。2015/05/30