講談社+α新書<br> 小林秀雄の警告―近代はなぜ暴走したのか?

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講談社+α新書
小林秀雄の警告―近代はなぜ暴走したのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065137338
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0295

出版社内容情報

狂った改革が社会を破壊し尽くす前に、真の保守=小林に学べ。累計10万部突破の「警告」シリーズ最新作、バカとエセをぶった斬る!小林秀雄といえば、最初に来るのは難解な批評家という印象だろう。食わず嫌いの人もいるかもしれない。だとしたら、あまりにももったいない。いま読めば、現代日本社会の混乱の原因を小林がどれほど鋭く、正確無比に見通し、警告していたかを知って驚嘆するにちがいないからだ。半世紀も前から小林は、大衆化が招く悪を予言していた――。

「改革」という名の破壊を企む勢力の乱立に今こそ投げかける、小林秀雄の明察。狂った改革が社会を破壊し尽くす前に、真の保守=小林に学べ。
10万部突破の「警告」シリーズ最新作、バカとエセ保守をぶった斬る!

小林は近代の仕組みに気付いていた。
われわれは病んだ世界、転倒した世界に住んでいる。
だから、もう一度、常識を取り戻さなければならない。
小林の思考をきちんと追えば、現在のわが国が抱えている問題もクリアに理解できるようになります。
私はすでに近代は最終段階に突入したと判断しています。こうした混乱期において正気を維持するためには、われわれは小林からスタートしなければなりません。
――「はじめに ものが見える人たち」より抜粋

<本書の内容より>
●見えすぎるほど見えた小林の目
●言葉で説明できない領域がある
●オリジナルは近代人の幻想
●価値判断できない人間がバカ
●進歩史観に毒された近代人
●部分に分解しても全体はわからず
●人間理性を徹底して疑え
●教養とは型である
●保守にとって政治とはなにか
●この世に処する覚悟

適菜 収[テキナ オサム]
著・文・その他

内容説明

狂った改革が社会を破壊し尽くす前に、今こそ真の保守=小林に学べ!

目次

第1章 小林秀雄の顔(人を見る目;目は口ほどにものを言う ほか)
第2章 フォーム、トーン、文体(小林の仕事;なぜ目の前にあるものが見えないのか ほか)
第3章 小林秀雄の目(小林秀雄の目;徒然わぶる人 ほか)
第4章 保守にとって政治とはなにか(常識について;アキレスと亀 ほか)
第5章 失われた歴史(歴史とはなにか;歴史は鏡である ほか)

著者等紹介

適菜収[テキナオサム]
1975年山梨県生まれ。作家。早稲田大学で西洋文学を学び、ニーチェを専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

71
名前だけは知っている小林秀雄の文章などを通して彼の人物像を探ろうとした本。多岐な方面に渡る発言を参照しているため、多少羅列的に感じる。ゲーテの話の中で突然独創性が現れるわけではなく小林秀雄は「あらゆる文化の本質はものまねから」という。先人からの積み上げが大事。2019/09/02

おさむ

31
学生時代、小林秀雄が苦手だった。文章は難解だし、でも試験で出るから読まなきゃいけないし、嫌いなものを無理やり食べさせられたような記憶しかない。そんなトラウマを克服しようと思いたち本著を読んでみましたが‥‥、駄目でした。さまざまな哲学者の思想や言葉をひいて、小林の叡智を紹介しようとするのだが、なぜか頭に入ってこない。この適菜さんの文章も抜粋の仕方が雑だから、余計わかりにくいのかもしれない。残念でした‥‥。2020/07/21

出世八五郎

20
良かった。ゲーテ、ニーチェ、ミシマに続く近代の警告シリーズだと思います。個人的に人間は言葉よりも行動やふるまいなどの方が雄弁だと考えていました。この本の感想は難しいというか、頭がまとまらない。4章で著者お馴染みの保守について語られますが、前半は小林秀雄の考え、思想などを語っています。科学は分解分析するが、全体を見て感じなくてはいけない!ような特殊(?)なことを語っています。それは勉強になる。これに仏教やスピリチュアル系で語られるラベリングとかが出てくる。深いところで繋がってるのでしょう。2022/09/06

naji

9
小林秀雄の著者をほかにもみてみたくなった!深く深く読み込む必要がありそうですね。2020/05/10

砂王

8
子どもは正直だから、変なものは変だと思ってしまう。人を顔で判断するのは大事なこと。 考えているだけのものが、そのままおもてに、顔つきにも文章にもあらわれる。顔より言葉を重視するのが近代。2018/10/28

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