雪に消えた悪魔 - 長編ユーモア・ミステリー

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雪に消えた悪魔 - 長編ユーモア・ミステリー

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2012/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334763145
  • NDC分類:913.6

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内容説明

花園学園のスキー学校。由利子(ゆりこ)、旭子(あきこ)、香子(きょうこ)の女子高生トリオは北海道へやって来た。旭子は、スキー場へ向かう車中で同級生の真由実が男と抱き合っているのを目撃。「殺すか殺されるかだ」男はそう言った。舞台は真由実の父が経営するリゾート施設。この会社で億単位の使い込みがあったのだ。次々に起る事件が「謎」のシュプールを描く! そして真由実の恋の行方は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

46
〔再読〕お馴染み主人公の三人娘たちは、高校のスキー学校に北海道への旅行です。今では珍しい事でしょうが、この頃は結構数多くの高校が、北海道へ旅行に行っていました。高校生の明るく、元気にスキーを楽しむ、若さがエネルギッシュに描かれています。同時に大人の事情と正面から向き合い、親子関係や高校生の恋愛などと共に、成長していく姿を見ることも出来ます。ミステリーとしても、人間関係をはじめ推理する要素も、結構含まれています。殺人あり誘拐あり、時にはユーモアに時にはシビアに描かれる、心弾ませる赤川ミステリーの世界です。2015/05/17

白雪ちょこ

11
今回は、スキー合宿へと来たいつもの3人組 。 しかし、再び波瀾万丈な事件が襲い掛かる。 男女の恋のもつれ、裏金など、様々な大人の汚い部分がふんだんに描かれていた。 が、そこは作者。 コメディ要素満載で、ハラハラしつつも最後まで楽しむことができた。 いつものように、鋭い観察力の香子や由利子の元気で活発的なところ、妹の真由子も大活躍。 人の恋路に至っては、すぐにムスッとなったりするところが、女子高生らしく共感できた。 今回も、いい終わり方となっていた。2024/03/23

くらげ@

6
(☆☆☆)スキー旅行でやってきた北海道でも事件に巻き込まれる3人と真由子。あいかわらずの3人でした。2015/04/13

coco夏ko10角

3
今回もドタバタっぷりがすごい。特にヘリのシーンはもう規模大きすぎてちょっと笑ってしまった。スケールはでかいけど他作品に比べると死体は少なめで平和的(?)かな2013/05/02

ラブラブラッキー

2
★★★☆☆赤川次郎、何十年ぶりかで読んだ。中高生の頃、読みあさった記憶が。今読んでみるとライトすぎて少し物足りない。2018/07/27

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