内容説明
美しさを保つため、若い娘たちの血を浴びたといわれる「血の伯爵夫人」。夫人の怨念が「バートリ家の呪い」として現代にも引き継がれ――。ドイツを訪れた由利子(ゆりこ)、旭子(あきこ)、香子(きょうこ)、そして真由子(まゆこ)は、美しい古城に招かれた。華やかな宴の後、城主マリアに導かれ旭子が消える。2人の後を追った由利子と香子が辿り着いたのは、棺の並ぶ納骨堂。4人は「呪い」の犠牲に!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
63
悪魔シリーズ第7弾。いつもの3人組と由利子の妹真由子(物語的にはもう既に、いつもの4人組になってしまった様だ)は、香子の家のおごりでドイツ旅行へ。機内でとある男性と知り合いになった事から、あのエリザベス・バートリの子孫と、その居城に招待されるのだが、そこには深い闇が広がっていた。古い城に吸血鬼伝説、危険な美女にBMWまで真っ赤な車とくれば、否応なしにサスペンスは盛り上がる(笑)。相変わらずキャラの個性が良く、いつの間にか楽しんでいる。読書を続けていて、ふと気持ちを軽くしてくれる、そんな不思議な作品たちだ。2017/12/15
くろねこ
12
海外に飛び出したらますます破天荒さに磨きがかかるなw 赤川作品はもうミステリー要素云々とかじゃなくて、娯楽小説代表だと思ってるから今回も肩の力を抜いて存分に楽しめた♡ ドイツのソーセージ食べたい??2018/08/28
くらげ@
8
(☆☆☆)悪魔シリーズ。ドイツにて事件に巻き込まれる3人と真由子。こんな高校生活大変だけれど楽しそう。もちろん、絶対命の保証があることが前提ですが(笑)。2015/05/28
ワッツ
8
初赤川。こういう女子高生らには好感が持てますね。読みやすいし、どう考えても危険に向かってるとしか思えないけど、ユーモアも髄所に散らばせており、同シリーズを他にも読んでみたいと思いました。2013/12/18
梅みかん
6
初めて赤川次郎さんの作品を読みました。テンポよくすいすい読めるミステリー。登場人物たちが元気で、無謀に見えるけどまたそこがよくて。次はシリーズもののようなので、最初を読んでみようと思います。2015/04/24
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