- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
ダンジョン攻略後、ひとり遠い異国に転送されたアラジン。山裾で倒れていたところを黄牙という草原の民が暮らす村に拾われ、村長の老婆・ババとその孫娘・トーヤの世話になっていた。小規模ながらも、他国の侵略を数百年間はねのけてきた誇りを持つ黄牙一族。だが、東方の煌帝国による侵略の足音は、もう間近まで迫っていて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
111
大いなる力を内包し、けれど自らの価値も存在する意味も知らずにいる少年・アラジン。彼は騎馬民族である黄牙一族と出会い、気持ちを通わせいろいろなことを学んでいく。そっかー!これは少年の成長物語であり、自分探しの旅でもあるんだね。ババさまとの交流とか心に響くし、人と人の出会いには意味があるんだって思えます。うん。この展開は面白いわー。「たくさんの人と出会い、自分をみつけていけばいい」扉を出る前のウーゴくんとアラジンの会話が意味深です。2013/04/16
HIRO1970
95
⭐️⭐️⭐️図書館本。2015/09/27
ゼロ
63
黄牙一族でのお話は、アラジンに大きなきっかけを与えてくれた。おばば様が亡くなったのは残念だが、彼女の一族に対する誇りと責任には胸を打つものがあった。また「マギ」と「ルフ」の説明があり、この世界の謎が徐々に明かされてきている。一方、モルジアナは故郷に戻るため、冒険をしていた。奴隷であること、鎖がまだ解けていない。ある盗賊団が道を塞いでいるということで乗り込むことになるが、果たしてどうなるのか。2019/01/02
exsoy
56
騎馬民族のババ様ってなんでこんなにかっこいいの2014/04/12
玉響
37
電子書籍無料版にて読了。自分の生き方に、戦い方に誇りを持った黄牙一族。武力で人を虐げ、人の下に人をつくり、恐怖で支配する。どうしてそんな酷い事ができるのでしょうか。武力による支配はいずれは破滅を起こし、崩壊する。真に人の心を掴むものとは崇高なる理想と志なのです。自分が何者かが分からないというアラジン。そんなアラジンに進むべき道を標してくれたのはババ様でした。アラジンは幾億の生命、ルフと共に生きてきたマギなのです。それはこれからも変わる事はありません。アラジンは彼らを導き、世界を創る事ができるのでしょうか?2015/07/02