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内容説明
【地の果て、復讐の果て――。】
復讐者にして追われる者、ケインツェル。七英雄グレン麾下の討伐部隊がケインツェルを襲う。絶望的な状況の中、さらに燃え上がる復讐の炎。混沌を極める戦場で起こる、驚愕の事態とは…!?
(C)Etorouji Shiono/SQUARE ENIX
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろにえ＠漫画用
2
【再読】ケインツェルがアシェリートとして仲間と旅をしていた過去物語を中心に話が進んだ回。真実の英雄であるアシェリート達４人の活躍話は外伝でもっと見たいと思わせる程にカッコイイ。ギュスタフとクレンテルもクファー同様死なせるのが勿体無いキャラだね。そして時代は現在に戻り、ケインツェルとアトは七英雄の『レベロント』領へ。グレンとレベロントの大軍勢に二人で挑んでいく相変わらずの無茶っぷり。無駄な戦いは一切せずに一気に懐に飛び込んでいく！戦いは数じゃない！って感じで良いね！そして復讐の刃はグレンの体を一閃する！！2014/04/28
逸果ゆずみ
1
過去の回想から始まる。この世界観や人間模様の深い作り込みは本当にすごい。巻末の解説を読む時は、まるで歴史の教科書を読んでいるような気分にさせられる。２０年前と現在での人物の姿や世界の様子を見比べるのも面白い。2014/07/06
まーじ
1
冒頭の過去話で色々と理解。今と過去のグレンの印象が全く違うな。戦略とかそういった才が元々あったように感じられない点から言って、彼も後ろめたさから色々と努力をしてきたのだろうかと深読み。…ラストで呆気なくバッサリといっちゃったけれど、これって影武者なのかな？2012/05/22
meguri-days
1
皇帝がアシェリートの話をぽろっとした時のグレンの顔が印象的でした。グレンは対外的には善政敷いて地位を築き立派になったかのようですが、もしかすると皇帝のアシェリートへの信頼？を越えたかったのもあるかもしれませんね。6巻の「ご温情にすがる立場に～」や5巻の過去語りからしても色んな意味でアシェリート以上の人物になりたかった気持ちもあったと思うし。あと、真実を明らかにって台詞はブーメランになりかねない（笑）2010/10/26
Minky
1
何度か出ていた七英雄が実は裏切っていた話を詳細に掘り下げた話がまた良かった、四人の恨みの深さがより痛感できる。 2008/09/29
